岡山大学ワンダーフォーゲル部

日々の部活動の紹介などをさせて頂きます

夏合宿 北PT本山行 in 白馬三山

2017-11-15 15:49:55 | 夏合宿

こんにちは。部長のあおいちゃんです。

 

20178/2022に白馬三山に向かいました。

 

計画の時点では白馬三山と朝日岳に行くつもりでしたが、メンバーの体力を考えて朝日岳をカットして白馬三山だけにしました。

 

 

一日目8/20

6:55猿倉発

7:47-7:55ピッチ

8:25-8:35ピッチ

8:50小日向のコル着

9:00小日向のコル発

9:34-9:45ピッチ

9:58-10:05杓子沢ピッチ

10:46-10:55ピッチ

11:10白馬鑓温泉着

ピッチを除いた総コースタイム3:20

 

猿倉までは5:55に白馬駅発のバス。

1000/人で乗るときに整理券を貰います。

http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/

 

小日向のコルまではひたすら登り、小日向のコルの後は雪渓が残っていたり、枯れていたりする沢をいくつも渡ります。

 

杓子沢ともう一ヶ所で雪渓を歩くことがありました。ここの雪渓は歩く方向もわかりやすい上、足元もしっかりしていて気を付けていれば、問題ないです。ただ、多少滑るので気になる方は軽アイゼンがあってもいいと思います。


 

最後に雪渓の残る崩沢を越え、最後の急登をサッと登ると白馬鑓温泉。

白馬鑓温泉では広いテン場は少ないので、早めに行くに越したことはないと思います。

噂通り温泉は(脱衣所も)テン場から丸見えで、シャワーや石鹸、シャンプーなどは一切ないです。

お湯はあつめ。

女性専用の時間が19:30-20:30であり、外も真っ暗な時間なので女性もよければ。

無料の足湯もあります。

テン場料金1000/人で水は使い放題。

 

 

二日目8/21

5:40T.S.

6:27-6:35ピッチ

7:05-7:15ピッチ

7:31-7:37ピッチ

8:07-8:17鑓温泉分岐

8:47鑓ヶ岳着

9:25鑓ヶ岳発

9:57-10:05ピッチ

10:35杓子岳着

10:48杓子岳発

11:03-11:10ピッチ

11:26-11:35最低鞍部

11:53-12:00ピッチ

12:06-12:15丸山ピッチ

12:45村営頂上宿舎着

ピッチを除いた総コースタイム5:00

 

鑓温泉を出発してすぐ急登が続く。

しばらく登ると鎖場があるが、想像以上にきつい鎖場なので、しっかり余裕をもって。鎖場怖いです。

 

広いところにでてから、大出原の看板はまではわりとあるので、適度に休憩をはさみつつ進んでください。

 

 

稜線に出てからが本番です。

想像以上にアップダウンがあるので時間には余裕をもって。

 

鑓ヶ岳はピークとしては大したことないですが、天気が良ければ展望がとてもいいです。

 

 

杓子岳は登り口がたくさんあるがどこでも着くので大丈夫です。

短いとは言えかなりの急登なので、体力に余裕がないなら行かないことも大事。

右手が切れ落ちた稜線に出てからしばらく北に歩くと山頂です。

ロープが張ってはありますが、稜線は狭く、高所が苦手な人は怖いかもしれないです。

 

 

杓子岳からの下りは急とは言え、気を付ければ十分降りられる下りです。

 

白馬山荘は大分遠くからでも見えますが、テン場のある頂上宿舎は最低鞍部に下る前くらいから見え始めます。

最低鞍部の前後の登り下りは見た目程きつくは無いですが、1日歩いてきているのでしっかりピッチをとりつつ登るといいと思います。

 

 

テン場は広く、時期にもよるだろうがいっぱいになることはないと思います。トイレが残念…

天気にもよるのかも知れないですが(晴れガス後雨)、窪地にあるので風が吹き込むのか、風がとても強いです。

テン場料金は1000/人で水は使い放題。

テン場の受付はテン場の入り口の所にあり、アップダウンのある道を二分くらい歩くと売店や食堂がある本館があります。

 

 

空身で十分ほど登ると白馬山荘があります。

白馬山荘でないと白馬三山のバッジが無いので、欲しいなら行くといいです。

テン場は電波が入らず、近くも安定しては入らないので(上の稜線までいっても同じ)、安定した電波を得るには白馬山荘近くまでいく必要があります。

 

この日は特に天気が良くて、山行の中でも一番でした。

 

 

  

三日目8/22

5:39T.S.

5:47-6:08ピッチ

6:22白馬岳着

6:28白馬岳発

6:58三国境通過

7:30小蓮華山着

7:38小蓮華山発

8:15-8:23ピッチ

8:48白馬大池山荘着

9:08白馬大池山荘発

10:05天狗の庭着

10:15天狗の庭発

10:31-10:38ピッチ

10:34蓮華温泉着

ピッチを除いた総コースタイム3:45

 

三日目は全工程通してきつくはないが、最終日なうえに後半は大雨だったのでなんだかんだで、しんどかったです。

 

小蓮華山はちゃんと標識と剣?があるので、手前のピークで勘違いしないように注意です。

 

ゆるゆるとアップダウンを繰り返すと船越の頭があり、そこから下ると白馬大池山荘。

白馬大池山荘が近くに見えてから思ったより時間がかかるので注意。

 

 

天狗の庭は何故か3つ標識がある。

 

 

蓮華温泉は内湯だけでも、露天風呂を含めても、結局800円かかります。

内湯はしっかりした作で、シャワー、シャンプー、ボディーソープもありました。

 

露天風呂は四つあり、それぞれ屋根等はなにもなく、標識と木や石で囲まれた温泉が有るのみになっています。

 

蓮華温泉からは夏のお盆過ぎまでは毎日糸魚川駅とのバスの運交がありますが、時期を過ぎると土日にしかバスが運行しなくなるので、蓮華温泉を下山地とする場合、バスの日程を確認するといいと思います。

 

僕たちはバスがなかったため、下山にはタクシーを使いました。

使ったタクシー会社は糸魚川タクシー(025-552-0818)で、6人だったのでジャンボタクシーを借りて、最寄り駅の平岩駅まで10000円弱。

平岩駅からは松本まで1660円。

松本への終電は17:27平岩駅発-19:53松本駅着と早いので注意。

タクシーは蓮華温泉でも予約が可能です

 

蓮華温泉はdocomoauともに電波が全く入らなかったので注意。

 

山行については以上です。

 

今回は朝日岳に行けなかったので、またいつか個人で行きたいと思います。

 

それでは失礼いたします。


夏合宿 北PTプレ2 in 燕岳

2017-11-15 15:24:00 | 夏合宿

どうも、冬山装備をそろえるために、実験に追われながらもバイト戦士になった3回生のドルです。

今回は、夏合宿北PTプレ2で登った燕岳の記事を書いていきたいと思います

 

 

本当は蝶ヶ岳まで縦走する計画だったのですが、天候不良のため晴れた1日を狙った燕岳ピストンに予定変更して登ってきました。ちなみに登山前日の夕食は穂高にある台湾料理 紅葉で食べました。量がめっちゃ多く、カロリー補給におすすめです。

 

 

 

登山当日の予報は晴れのち曇りということでペースを上げて合戦尾根を登っていきます。整備も行き届いており、対向をよけるスペースが適度にあり登りやすかったです。

 

 


 


2時間半ほど登るとようやく合戦小屋につきました。

夏合宿に燕岳を選んだ理由の1つ、合戦小屋名物すいかをいただきます。

 

 

 

 

さらに登ると曇天でしたがおおきな花崗岩がぽつぽつとあり、燕岳への期待感が高まってきます。

 

 

 

 

ずっと見えているのは雲ばっかりだったので、微妙かなーと思いながらもようやく常念山脈の稜線に出ると...

 

 

 

なんと稜線の向こう側は晴れていました!

今まで曇りの中をずっと登っていたので感動は倍増でした。

 

そこから燕岳へ向かうと途中で有名なイルカ岩が!

想像していたよりもイルカ感が強かったです()

 

 

燕岳からの景色が素晴らしすぎてずっと写真とったりして遊んでいました()

 


 

燕山荘に戻ってきた後は優雅な山行後ティータイムSTTを楽しみました

 

 

翌日の下山は予報通り雨だったので本当にいい時をねらってアタックできました。

 

PTの残りふたつの山行も晴れの日が多く、素晴らしい景色だったのでぜひチェックしてみてください。

それではこの辺で失礼します。


夏合宿 北PTプレ1 in 霞沢岳

2017-11-15 14:59:50 | 夏合宿

こんにちは。部長のあおいちゃんです。

 

今年度は夏合宿として北アルプス、南アルプス、北海道の三つの地域に行き、僕たちは北アルプスに行きました。

 

北アルプスパーティーはPL1霞沢岳、PL2常念山脈、本山行白馬三山+朝日岳を計画しました。

 

メンバーは

三回生 あおいちゃん()、ドル()

二回生 きゅうちゃん()、ともちん()、りんちゃん()

一回生 プリウス()、ニモ()PL2まで

の七人で行きました。

 

以下はPL1霞沢岳20178/13~15の記録になります。

 

一日目8/13

所要時間

上高地バスターミナル発11:15

明神着12:05

明神発12:15

ピッチ12:52-13:00

一つ目のベンチでピッチ13:33-14:00

徳本峠小屋着14:41

ピッチを除いた総コースタイム2:41

 

上高地バスターミナルまでは、松本駅から電車→バスで。

夏の時期なら一時間に一本程度あるので、必要な便で行けばいいと思います。

 

上高地バスターミナルから明神まではほぼ平坦な道ですが、時期によっては人が多すぎて歩きづらいです。

http://www.kamikochi.or.jp/access/bus-timetable_1/

 

明神からはしばらく轍に沿って進みます。

 

木でできたしっかりした橋を越えると轍がなくなり、傾斜もどんどんきつくなっていきます。

 

ベンチが二つあり、それぞれ水場があります。

水場は直接沢から水を酌む方式。

 

徳本峠のテン場は広くはないですが、登山客も少ないので遅い時間についても大丈夫だと思います。

盆の時期でしたのでやばいかな、と思いましたが、半分程度しか埋まっていませんでした。

 

テン場は700/人で、トイレは一人100円。

水は枯れかけで、1L200円なので持っていくもよし、買うもよしです。

 

岩魚留小屋の方へ下るか、来た道を戻るかすれば水場はありますが、遠い上に大分高低差があるのでおすすめしないです。

 

 

二日目8/14

T.S5:54

ジャンクションピーク着6:50

ジャンクションピーク発6:54

P2ピッチ7:38-7:45

K19:00

K19:15

K2ピッチ9:32-9:37

霞沢岳着9:54

霞沢岳発10:35

K1ピッチ11:05-11:10

P2ピッチ12:20-12:30

ジャンクションピーク着13:08

ジャンクションピーク発13:30

T.S.14:10

ピッチを除いた総コースタイム6:37

 

K1に行く前のコル手前までは小さいアップダウンが多く、長く、景色もかわらないので退屈ですが、その先がなかなか曲者なので余裕をもって。

 

K1手前の登りでは坂がきつく、歩くというより手を使って登るというようなところもあります。

 

K1K2間はこれまでと比べると楽なのでのんびり行きましょう。

 

霞沢岳山頂ではあいにくの天気でしたが、手前のK1でいい景色が見られたので御の字です。

 

帰りは行き以上にジャンクションピークが遠いです。

特に今回はPL1ということで霞沢岳に重きを置いていなかった(なめていた)ので、想像以上に霞沢岳までで消耗してしまいほんとにしんどかったです…

 

霞沢岳の山バッジは下の上高地ではなく、徳本峠小屋でないと無いので注意です。

 

 

三日目8/15

T.S.7:18

ピッチ7:47-7:51

明神着8:43

明神発9:05

上高地バスターミナル着9:50

ピッチを除いた総コースタイム2:06

 

特に問題も面白いこともなく最終日でした。

 

しいて言えば明神以降では小雨が降っているのに都心かよ、と思うほどの人であふれていたことでしょうか。

 

帰りのバスは登る前に予約をしていると、待っている人を素通りで乗れるので楽でいいです。

 

山行については以上です。

 

上高地から行けて、人は少なく、景色は素晴らしい、と山でたくさんの人に会いたくない人などには最高の山ではないでしょうか。

 

それでは失礼いたします。