goo blog サービス終了のお知らせ 

岡山大学ワンダーフォーゲル部

日々の部活動の紹介などをさせて頂きます

リーダー養成: 毛無山(けなしがせん)

2013-11-23 15:48:57 | リーダー養成
こんにちは。りょうです。ここしばらく寒いですね。

11月の初めに私のPL(パーティーのリーダー)と、BengalのSL(サブリーダー)の養成として岡山県新庄村の毛無山(けなしがせん)に行ってまいりました。

レンタカーを借りて岡山道と中国道と米子道とを経由して新庄村は田浪まで。免許一年目ですが慣れてきました。
毛無山のふもとにある田浪キャンプ場で一泊しました。こちらのキャンプ場はトイレや炊事場が綺麗に整備されていて快適に過ごすことができました。
ところどころ紅葉も見られました。


翌朝暗いうちから登り始めます。山の家の横を通り、登山口に入ります。しばらく歩くと毛無山に行くルートと白馬山に行くルートに分かれますが、私たちは毛無山に行くルートで登ります。

途中に毛無大岩などという岩がありました。暗くて全容はよく分かりませんでしたが。

しばらくは樹林帯を往きます。
だんだん登るにつれて道が九十九折となり、周りに笹が目立ち始めます。


おいてかないで~

九合目には休憩舎があります。ここまでにとんでもない急傾斜はなかったように思います(渾身の駄洒落)。




うだうだ喋っているうちに山頂です。残念ながら曇で展望はあまりよくありませんでした。
山頂の標高は1,218メートル。結構ありますね。

石碑もありました。「祈願 國威宣揚 武運長久」と書かれてあります。裏面を見るとどうやら戦前よりあるみたいです。


ここから白馬山へと縦走します。ところどころ急になったりしますが、スイスイと行くことができます。
赤い実がなってました。秋ですね。何の実でしょうか?(オオカメノキか?)


白馬山頂上です。こちらは頂上まで木々が生い茂ってるので眺望はあまりよくないです。
ここからさらに朝鍋鷲ヶ山まで縦走することもできますが、ここで田浪キャンプ場へ降ります。


標高が高いので朝鍋鷲ヶ山方面の山が秋の色に染まっていました。
白馬山を降りてすぐはそうでもありませんでしたが、しばらく行くと急坂に! 悠長に紅葉を楽しむ暇もなく転げ落ちるが如く下っていきました。白馬山に直接登るよりは毛無山から登ったほうがいいと思います。

しばらく急な下りが続くと沢の音が聞こえてきて、しばらくするとゴールの山の家、キャンプ場に着きます。
Bengalも問題なくSLをこなすことが出来ました。ちょっと速かったけどね(笑)


投稿者:りょう

栂海新道その3

2013-11-23 00:09:33 | 個人山行
<3日目>
 前日の疲労がひどすぎ、目覚ましがなっても熟睡。
小屋泊のPTが出発する音で目覚めます。
なんと既に4:30。
大至急朝食を食べてから出発します。
 栂海山荘からの下りは非常に急な下りになります。
登りだったら大事だなと思いつつ、早めのペースで下って行きます。
 黄蓮山で一休みして下っていくと、黄蓮の水場にでました。
水場といっても沢のような感じです。
ここで持っていた水を全て入れ替え、さらに1Lの水を飲みました。
このあたりになるとだいぶ高度も下がっているので、喉が渇きます。

 水場をすぎてしばらくいくと、菊石山への登り返しです。
ここの登り返しはあまり大した事がなく、私は14分ほどで通過しています。
 菊石山をすぎると、今度は下駒岳への登り返しが待っています。
地図にも「急登」と書いてあった通り、かなり急な坂で何度か道ばたに座って休憩しました。

 下駒岳をすぎると、ふたたびだらだらと下ります。
そして、白鳥山への登り返し。
木が茂っていて見えにくいため、いきなり山頂に飛び出します。
疲れていた事もあって、この登りは本当にしんどかったです。
 白鳥山の山頂には白鳥小屋があります。
この小屋はなぜか小屋の天井に登れるようになっているので、山頂で昼食。

昼食後、さらに下って行きます。
本来の予定では白鳥小屋で1泊するつもりだったのですが、用事が発生したので予定を早めました。
この辺りから道は里山ぽくなってきました。

 だらだらと下って行くと、シキ割の水場につきます。
ここが最後の水場で、もう最後まで水場はありません。
今年は流量が多いと聞いていましたが、割と少なかった印象です。
たっぷり水を飲み、さらにしっかり2L水を汲みました。

 シキ割をすぎると、金時坂という恐るべき急な坂に出ます。
ストックをバランスよくつきながら、下りて行きます。
この坂の存在だけでも、栂海新道は逆走すべきでないと断言できます。
 下り切ると、坂田峠に出ました。ここまでは車で来る事ができます。
一緒に歩いて来た社会人山岳会は、ここから貸切バスで帰って行きました。

 私はさらに歩き続けます。
なんとなく、ハイになっており快調なペースで進みました。
尻高山、二本松峠と進んで行きます。
写真は二本松峠。

 二本松峠をすぎると、入道山への登りに入ります。
平時なら何ともない登りなのでしょうが、疲労していた事もあり喘ぎ喘ぎの登りになりました。

 入道山を延々下って行くと、ついに車道に出ました。
この最後の下りの長かったこと、長かったこと。
地図で見るとさほどの距離ではないのですが、なかなか進みませんでした。
 車道を渡ると、ホテル親不知があります。
入浴だけもできると聞いていたので、行ってみると「入浴可能なのは15:00までです。」と言われてしまいました。
残念!
 仕方がないので、タクシーを呼んで親不知駅まで移動します。
タクシーが来るのを待つ間に、近くの階段を下りて海に出ました。
ついに、海抜0mへ到着!!

 親不知駅からは、北陸本線で直江津まで出たあと、長野を経由して松本に出て
後輩の北アルプスPTと合流し、翌日名古屋・米原・大阪経由で岡山に帰りました。
 大変な長文となりましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございます。
これを読んで、栂海新道に行ってみようという方が1人でも出れば幸いです。


投稿者:シキ