こんにちは、3回生のむつごろうです。
2回生春合宿の開聞岳に引き続き、僕がくじゅうのブログを書かせていただきます。
さて、2回生の春合宿も開聞、霧島と無事に終わり、残すはくじゅうのみとなりました。我がワンゲルではここ数年、くじゅうでは天候が悪くなる傾向があり、今年は晴れてほしいなと思っていました。
<1日目>
天気は晴れ、風もなし、気温は少し寒いぐらいという、これはもしや春合宿の中で一番天気が良くなるのじゃないか、と思うぐらいの好天でした!
夏に通るととても綺麗そうな草原の中の木道を進むとすぐに整備された登山道になります。
樹林帯の中を進んでいると、そこには霜柱が…(どれだけ寒いんだよ!)霜柱って踏むとシャリシャリして楽しいですよね!
そのまま登山道を進むと、道が開けて雨ヶ池につきます。ここは、雨がたくさん降る季節にのみ池ができるという場所らしいのですが、当然雨など降るはずもなく、ただの原っぱです。
再び樹林帯を進み、そこを抜けるとそこには中岳や三俣山、大船山が見えます。360度山に囲まれて、山好きにとってはたまらない景色ですね。
法華院温泉で昼食をとってから、いざ大船山に向けて出発です!
ここの登りが個人的に春合宿の中で最もキツかったです。また、当然のように残雪があります。
雪で滑らないようにし、少しの岩場を登ると、大船山頂上に着きます。
風も強くなってきており、天気も悪くなりそうだった(もちろん寒かった)ので写真を撮り、少し休憩したらすぐに下山します。下山中、とてもきれいなエビの尻尾を見つけたのでパシャリ!
無事、法華院温泉に着き温泉に入って、バンガローで泊まります。
すると、どんどん天気は悪くなり、ふと見ると、外は大吹雪に…
夜にトイレに行くだけでも大変なほどでした。明日の朝には晴れることを願いながら眠りにつきました。
<2日目>
朝、昨日の吹雪はずいぶんましになっており、ちらちらと雪が舞う程度になっていました。
しかし、寒さは変わらず、バンガローに干していたタオルも凍ってしまうほど。
一番驚いたのはポリタンの水さえ上部が凍ってしまったことでした。
天気がもっと良くなることを願いながら出発です。
前日の昼とはまったく変わってしまった雪道を進みます。ダムを過ぎ、尾根を登りきると、前が見えないぐらいの吹雪が…
小さな小川の上を歩けるぐらいの寒さと、吹雪でそこはまるで決戦場のごとく
さすがにこれ以上進むのは不可能と判断し、法華院温泉へ戻り、そのまま1日目に用いた道を使って下山しました。(樹林帯って素晴らしいですね)
2日目は天候に恵まれず、少し残念な結果となってしまいましたが、無事にけがもなく戻ってこれて良かったです。
この2回生の春合宿を通して、同回生の絆も深めることができ、それぞれの登山の経験も積むことができたよい春合宿になったと思います。
この経験を生かして、それぞれがPLとして夏合宿に向けて頑張っていきたいと思います。
それでは失礼します。