じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

後はどうなるの

2006年06月06日 | 日々のこと
小泉さんは郵政民営化の形だけやり遂げたら、後は野となれ山となれ?と言うわけでもあるまいが・・・・
環境や平和や社会への不安がだんだんと増していて、一体このままで行くと孫たちの将来はどうなるのだろうと不安が一杯の世の中です。
平和憲法の下で日本は平和で安全、犯罪も少なく世界一の治安国家という安全神話、まじめに仕事をすれば報われる社会、安心して働ける企業風土も少しずつ失われてきているように思われます。

短絡的に政治が悪いとまでは言いきれませんが、経済優先のためにこうしたことを助長または容認又はなおざりにしてきたことは否めないと思います。

例えば、20年前に「労働者派遣制度」が出来てから社会は激変したように思う。
(欧米では同一労働・同一賃金や解雇制限、横断的労働組合などが整備されていたが、日本ではそれらを抜きに、派遣制度だけ導入した)
低賃金と短期間契約で自由に使え 簡単に解雇できるアルバイト、パートが急増した。働くことに意欲を失ったニートの増える原因にもなったのではないでしょうか。
それが格差社会を生み、下流社会層を広げ、教育格差、若い夫婦や子供の生活や食事の変化、結婚できない、出産や子育てや考え方まで変えてきたように思います。
派遣制度そのものはあってもいいが、せめて同一労働同一賃金、解雇制限など、働く者を守る法律を整備する必要がある。


以前から福祉国家といわれているスウェーデンと言う国はお手本にすべき政治が行われている。
福祉もそうだけれど、エネルギーの節約、温暖化防止にもまじめに取り組んでいる。
何よりも本当に国民が納得する国民のための政治がされているように思われる。
日本の国には、心底から国民のためだけを思っている政治家がいるのか疑ってしまう。

京都議定書で日本はCO2の排出量を2008年時点で、1990年の6%減にするという約束をしたが、今まで減少どころか毎年増加し続けている。そうは言ってもお隣の中国は比べ物にならないほど排出を拡大し続けているし、お手本?のアメリカは約束に加わっていないのだからと、日本政府も取り組みがいい加減で、大部分の国民もまた真剣には考えていない。私もその1人
ツバルという小さな島国は国土が沈没する日も近づいているという。

スウェーデンでは、エネルギーの1/3近い量をバイオエネルギーに代替を成功している。
育児の問題、子育てについても、年金福祉、老後の問題もしかりである。
それ相当の税を国民が負担することになるが・・・それは納得するだろうね。


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