巨人打線、藤波崩せず零敗。気落ちした菅野、７回に突然崩れ６失点。

巨人菅野、阪神藤波のルーキー対決で注目された対阪神第３戦は、巨人打線が６回まで６安打、４度も得点圏に走者を進めながら、後続が打ち取られて無得点に終わり、藤波に巨人戦初登板・初勝利を与えてしまった。
一方の菅野は初回に１番の坂に四球、送りバントと鳥谷のヒットで一死一、三塁とされ、マートンは三振に仕留めたが、新井（貴）のタイムリーで先制点を奪われた。

６回まで菅野、藤波の投手戦が続いたが、７回表に波乱が起きた。
先頭の林を三振に打ち取ったが新井（良）に死球、続く清水に２ベースを打たれ一死二、三塁、代打・桧山の２ゴロはバックホームされたが僅かに及ばず野選となった。
さらに、一死三塁となって坂は２ゴロ、併殺を焦った古城が２塁に暴投、一死二、三塁となって大和のタイムリーで３点を失い菅野は降板した。

古城のバックホームが野選となってがっくりと肩を落とした菅野だが、続いて起きた古城のエラーで気落ちしたことは想像に難くない。
この回、３番手の香月も二死二、三塁からマートンのタイムリーで２点を失い、菅野の失点は「５」となってしまった。

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◆巨人０―７阪神（４日・東京ドーム）　

首位を走る巨人が痛すぎる敗戦を喫した。中井が初回の守備で左膝を痛め、２回の守備から負傷交代。病院に行き「左膝じん帯損傷」と診断され、５日に出場選手登録を抹消されることが決まった。若武者を失ったチームは７回、中井に代わり出場した古城の野選と失策が絡み一挙５失点。打線も阪神ルーキー・藤浪に６回無得点に抑えられ、今季８度目の完封負け。優勝マジック点灯は７日以降に持ち越しとなった。

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楽天打線爆発、２３安打１４得点で７連勝。１インニング７二塁打の新記録も樹立。

【楽天】日本新１イニング７二塁打！球団新２３安打など記録ずくめ爆勝 ― スポーツ報知

◆日本ハム４―１４楽天（４日・札幌ドーム）

首位・楽天が、記録ずくめの大勝で０８年と１１年の球団記録に並ぶ７連勝を飾った。５回にはパ・リーグタイの４連続を含むプロ野球記録の７二塁打で７得点と打線が大爆発し、先発全員打点で１４得点を挙げた。１試合１１二塁打はプロ野球タイ記録で、１試合２３安打は球団新。５回から登板した育成出身の新人・宮川がプロ初勝利を挙げ、メモリアルな１勝で球団最多の貯金は「１９」に膨らんだ。

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