坂本、Ｇ６年ぶり４安打！１軍生き残りへ「しがみつく」 ― スポーツ報知
◆阪神５―２巨人（１１日・スカイマーク）
１９歳の若武者が光り輝いた。「７番・遊撃」で先発出場した坂本が、１軍では初となる４打数４安打１打点と大暴れ。巨人では２００２年の松井、仁志、二岡以来となるオープン戦４安打の固め打ちに、直接指導を続けてきた原監督も「きょうは『らしさ』が出ていたね」と納得の表情を浮かべた。ベストメンバーを組む１６日の阪神戦まで残り３試合。最大３人が落選するサバイバルで、次代を担うスター候補が存在感を増してきた。
左翼スタンドから沸き上がる「坂本コール」に対し、控えめに頭を下げた。表情も一切、崩さなかった。目標とする開幕１軍入りを確定させるまでは、グラウンド上での笑顔を封印することを決めていた。１１打席ぶりの安打となる先制二塁打も、オープン戦では０２年の松井、仁志、二岡以来の４安打を放っても、気は緩めなかった。「このままアピールを続けたい」目は先を向いていた。
坂本選手が４安打の大活躍 ― 巨人軍公式サイト
小笠原＆二岡そろって術後初の屋外フリー ― スポーツ報知
「おとりんの一言」
ベテラン・二岡が膝の手術で別メニューの調整をしている中、二年目の若手・坂本が注目されている。
オープン戦では、思うように打てずに悩んでいたが、原監督自らの特訓もあり、期待に応える４安打の固め打ちを見せ、首脳陣に猛アピールした。
こうした若手がどんどん出てくることになれば、巨人軍の将来も明るいものになるだろう。
坂本選手には、ぜひとも、開幕一軍のキップを手に入れて欲しいと思う。