リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

リフォームは維持→健康

2007-10-07 05:33:04 | Weblog
数日前の「朝日」の投書欄に、箒が売っていないという記事があったように記憶している。
投書された方は、確か箒の掃除の手軽さを評判に聞いて、購入されることを希望されていたが、売っていなかったとのことである。

昨日の「朝日」に「和でリフレッシュ」とのタイトルで、「温暖化防いで脚力強化」との記事が掲載されていた。

とても嬉しい記事である。
(箒がみつからなかった方には、早くみつかるよう祈ります)

要は、箒を使うと電気も使わないので「温暖化をふせぐこともできるし、その上脚力も付けることができて健康にもいい」という内容の記事である。

こうした内容の記事が出ることは本当に嬉しい。

和箒が使い安いということについては、昨年の11月3日に、このブログで写真入りで書いたので詳しくはそちらをご覧いただきたい。



ところで、最近つくづく思うことがある。
それは、「リフォームは維持」であるということだ。
知人が、「マンションは維持で買え」と言っていたがまったく同感である。

忙しい中、またやりたいことがたくさんある中、どうしたら「維持」を簡単にできるかを心がけるとよいリフォームになる。



箒が支持されているのも、その簡便さゆえだと思う。

例えば、掃き掃除だけなら、和室であれば和箒で2~3分で掃除は終わってしまう。
もちろん、窓は開ける。*1
だから、少し天候がわるくても窓を開ける時間は短時間ですむ。*2

*1 ただ開けるのではなく、必ず空気の抜けがよくなるように開ける。どうしても、空気の抜けがわるくなるようにしか開けられないようなら、空気清浄機を使うことをおすすめする。最新の機種ならほこりを感知して自動的に風量が多くなるはずだ。
*2 最近、掃除の時に窓を開けない人がいる。信じられない。掃除機を使っても微細なほこりが出て喘息などの人はよくない。

箒のよさは、気がついたときにすぐできる。
朝、出かける前に短時間できる。
汚れているところだけさっとできる。
結果、いつも「きれい」となる。

そのためには、さっとできる「しかけ」が必要だ。

板の間、畳、窓の解放(きれいな空気)、掃除のしやすさ(整理整頓)、いつでも使えるところに道具があるなど。

そして、思いこみを捨てることだ。

掃除をするには、「掃除機」が必要とか、食器を洗うには「洗剤」が必要とか・・・
例えば、漬け物を載せた小皿をあらうのに、中性洗剤を「わざわざ」使う人がいる。
まったく、必要ない。
私は、そうした小皿は水洗い1回ですませている。

ほとんど行動が「習慣」になっているからだろう。
洗剤は、必要だし、水は2倍も3倍も必要。
おまけに「時間もお金」もかかる。
さらに、「環境も悪化させる」

自分で自分の首を絞めることになる。

少し脱線したが、いかに維持を簡単にするか、そしてすぐできるか、健康によいかを考えることがとても大切だ。
それは、回り回って自分のところに帰ってくる。
(食器を中性洗剤で、できるだけ洗わないようにすることも健康につながる)

そうした「維持」が簡単にできることは、建物を永く保たせるだけでなく、自分自身の健康にも直接跳ね返ってくる。



リフォームしてから、毎日キッチンの床を雑巾がけしている。
きれいになるし、ふだん滅多に使わない筋肉を使えるし、一石二鳥にも三鳥にもなる。
前は、スポーツクラブに週1回通って、ストレッチをして水泳などしていたが、それ(ストレッチ)が毎日できる。
しかも、「きれいで無料で健康にもよい!」
身近なところに、健康の種はころがっている







箒は、朝日の記事の絵のように長柄箒もいいが、私は短柄箒を愛用している。
小回りがきいて、「ちりとり」との相性もいいからだ。
椅子の下、隙間など狭いところでも使えるし、集めたゴミはちりとりにすぐ入れることができる。