リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

心と体のメインテナンス

2006-09-29 21:23:14 | Weblog
オオタケさん、お風呂にしっかり浸ること大事だと思います。
連休は、ゆっくりと温泉につかってください。

昨日、メインテナンスの楽なシステムバスということで、楽にメインテナンスできることが大切であることを書きました。

このことは、実は私たちの体のメインテナンスに直接つながっています。
毎日風呂に入るということは、私たちの体のメインテナンスそのものです。
それが、容易に出来ることは実に重要です。
単にシステムバスが容易にメインテナンスできるという単純な問題ではありません。
ことは、私たちの健康そのものに関わっています。

確かに私たちの今の状況は厳しい状況だと思います。
私も、明日あさってと休むことが出来ません。

しかし、それだからこそ気をつけて自分の健康については、しっかりメインテナンスをしていくことが大切です。

話が飛びますが、吉田松陰(吉田松陰)をご存じかと思います。
なぜ、彼があれほどの人材を輩出することができたか疑問に思って、吉田松陰の本を読んだことがあります。

結論から言うと、父と母にありました。
父は今の話に関係ないので書きませんが、吉田松陰の母は、吉田松陰の父の家に嫁いで来たとき、毎日田畑を耕し、疲れ切った吉田家の人々(もちろん松陰の父母もふくめ)のために日風呂(毎日風呂にはいること)を一人でやったのです。
今でこそ、スイッチ一つで10分足らずで風呂に入ることが出来ます。
24時間風呂ならそれこそいつでもです。
しかし、当時は水くみからして、薪を割り、火をくべ、湯温を見ながらとそれは並大抵のことではなかったと思います。
当時の最高の来客のもてなしは、主人自身が来客に風呂を入れることだったのです。
決して毎日風呂に入ることは出来なかったのです。
いかに、吉田松陰の母が、夫のことを思い、夫の両親のことを思い、子どものことを気遣っていたかが分かります。
こうした母を見て育った松陰は、努力を惜しむ人ではありませんでした。

吉田松陰が野山獄に幽囚されたとき、希望も夢も失っていた囚人達みんなから慕われました。
それは、松陰が牢獄の中で一人ひとりのもっている得意なことをみんなで教え合うことを始めたからです。
みるみる囚人達の表情は変わっていき、生き生きとしたそうです。
もちろん、囚人達が松陰から得た希望は、計り知れないほど大きなものだったと思います。
だから、彼が野山獄から解放されて去るとき、囚人達はみんなして号泣したそうです。

出会いって大きいですよね。
私は、松陰に出合うことが出来た人々は、囚人達も含めものすごく幸せだったと思います。
あれだけ感化され、世界に出遅れた日本を何とかしていこうと思い、実際それを実行していった人物を松陰が輩出することができた原点は、私は、松陰の母にあると思っています。

松陰の辞世の句「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」は、この国への熱い思いとともに、母への尊敬の念でもあると思っています。

オオタケさん、ぜひ松陰のような人物と出会ってください。
そして、勇気をもらってください。
それだけで、この世に生まれたことをきっと感謝するでしょう。

*ずいぶん昔に読んだ本なので思い違いもあるかもしれません。
 疑問に思った方は、原典にあたってください。

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