豆まきは小鳥たちのため？

今日は、節分。
妻に頼まれて豆まきをした。

昼間、テレビで最近はピーナッツを皮ごと投げてあとで回収して食べると聞いていたので、煎られた豆をもらって困ったなと思った。

家の中にまいたのでは、あとで掃除しなければならないし、第一無駄だ。

そのとき、ふと思った。

豆まきは、
「鬼は外、福は内」
と言ってするけれど、豆は家の外にまくのが正しいのではないかと。

つまり、豆は食べ物が不足しがちな、この時期の小鳥たちにとって最もありがたい栄養になるのではないかということにふと考えがいった。

小鳥たちは、いろいろなえさを食べ、ふんといっしょにその種をまき散らしている。
すると、種はいい栄養とともに各地で次世代の花を咲かせることが出来る。
私たちは、その恩恵をふだんあらゆる食物から得ている。

そう考えると、節分は１年で一番厳しい時期に、日頃世話になっている小鳥たちに感謝する祭と考えることも出来る。



幸い我が家のまわりは、木々が多く緑が多いので、煎った豆を外にまけば、食べてくれる小鳥たちはたくさんいる。
また、他人に迷惑がかかるようなことは（私の声を除いて）ない。

人生５０年以上やっていて、やっとこんなことに気づくことが出来た