リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

自己主張しないで、まわりを引き立てるのが日本酒

2007-02-04 14:05:28 | Weblog
先週は、体調を崩してなかなかブログを書くことが出来なかった。
しかし、それでも毎日見て頂いていることが週末になって分かって、ほんとうにありがたいことだと感謝している

先週の金曜日、日本酒がおいしいことを書いた。
ところが、体調を崩して日本酒を飲めない。

やっと体調が戻った。
風呂にも入れなかったので、暖かい昼間のうちにゆっくりと風呂に浸かった。

風呂上がりに、義母がつくっておいてくれたきんぴらゴボウを肴に「八海山」をいただいた。
きんぴらと実によく合う。
八海山もおいしい。

日本酒は、料理を引き立てる。
一緒に食べたおむすびのおいしいこと。

食べながら、どうして日本酒はこんなにおいしいのかと考えた。

そうだ、日本酒は自己主張しないのだ
「おれは、酒だ!」
なんて、決していわない。
それなのに、料理はうまい。
料理がおいしいから、益々日本酒がいける。

人間も同じだ。
品格のある人間は、決して自己主張しない。
威厳があるから、自然とまわりが認める。



妻と結婚しようと思った時、亡くなった義父と初めて会った。

義父は、ただそこにいるだけで威厳のある人だった。
妻にも、毎日のように勉強を教えていたという。
そして、誰にも温かいまなざしは忘れられない。

義父は、3人兄弟の2番目の妻をもっともかわいがっていたと思う。
それは、義父のまなざしから分かった。

そして、私はこの義父には、嘘をつくことはできないと思った。
また、仮に嘘をついても見破られてしまうと思った。
真実を見抜く目をもっている人だった。

人生に何人か、そういう人物と出会ったが、私にとって妻の父がそういう人物であったのは、幸運であった。

妻は、この父から親としての在り様を学ぶことが出来たのだと思う。
そして、家族の在りようも体得したのだと思う。

義父は、日本酒のような人だった。
もちろん、日本酒も大好きだった。

私も日本酒が好きになったけど、日本酒のようになれるかどうか・・・。



でも、私のまわりには、この日本酒のような方々がたくさんいる。
昨日のサミットのレジの販売員もそう、ヤマダ電機の販売員もそう、そして、このブログを読んでいただいている方たちもみんなそう・・・

ほんとうにありがたいことだ。