丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

丸森町耕野地区の文化祭

2015-12-07 19:15:15 | 日記

12時に家を出たら着いた時には残っていたのは

焼きそばとあんこ餅

お茶も入れて450円は安い

だから、すぐになくなるわけだ。

 

95歳だそうです。

耕野地区について書いた私の後援会広報を見て

ずいぶん勉強してるねと言ってくださいました。どこで勉強した。

だけど票は地元に入れた。

 


スーパー公務員じゃなくても、「伊達ルネッサンス塾」から学んだこと

2015-12-07 13:52:09 | 日記

H27年12月定例会一般質問の通告をしてきました。

⓪スーパー公務員じゃなくても

  丸森町の平成23年度から27年度までの職員採用数は23年は初級3人、24年は初級4人、25年は上級4人、

26年は初級1人・上級7人、27年は初級1人・上級4人です。彼らには大変大きな期待がかかっています。

 21世紀の理想的な公務員像は「20世紀の予算配分と行政指導の調整型」から

「自ら考え、リスクも取りながら政策を立案する立案型」と言われています。

 私は12月5日に山元町GRAいちごワールドで行われた「みやぎ県南プロデューサー養成講座~伊達ルネッサンス塾2期~」

に一般聴講生として参加してきました。

「みやぎ県南地域をおもしろくしたい」という想いを持った20-40代の若者たちが

半年間かけて自分の経験や興味を活かし、地域の未来をつくる「マイプラン」を作成しました。
【最終発表会】では、塾生たち6人(こどもの城を発表するはずだった1人が都合が悪くなり欠席)が

地域の皆様に向けてマイプランをプレゼンしました。半年間、

自分と地域に徹底的に向き合った中で見えてきた地域の課題や新しい視点、

塾生たちの想いを見聞きしたことで、

今後の地域づくりに関わる方々の前向きな思いが繋がり合い、新たな可能性が広がる場になりました。
再び塾生の、卒業でありスタートとなるこの日に立ち会えたことに喜びを感じました。

今回は2度目ですが前回は当町の筆甫復興支援員が最優秀賞を獲得。

耕野の支援員が会場のみんなの投票で一番の特別賞を受賞しました。

今回も当町の耕野の佐藤さんが最優秀賞を獲得しました。

今回、以前に増してうれしいのはその場に当町の若い職員等が立ち会ったことです。

町の報告によるとクラスタの研修への当町職員の参加は8人だそうです。

民間の人数はわかりませんがクラスタへの費用対効果。クラスタには大きな期待がかかっています。

若者たちの活躍に期待するのは大きいと思いますが町長はどうですか。

  くしくも、今回の発表会場は「クラスタ」を立ち上げた「MAKOTO」が支援してきた株式会社GRAでした。

代表の岩佐大輝氏は宮城県山元町出身で、大学卒業後に東京でIT企業を起業。その後東日本大震災をきっかけにUターンして、

地場産業であるイチゴ産業の復活を目指してGRAを立ち上げ、現在では地元雇用はもちろん移住者雇用の受け皿にまで成長しています。

一緒に仕事をしているイチゴ農家の橋元さんは震災時、社会福祉協議会に勤めていて、

震災後ボランティアの取りまとめなどをしていました。

震災前、山元町の平野部には多くのイチゴ農家が畑を並べていました。

しかし、東日本大震災の津波によってその大半が流されてしまいました。

以前から当たり前だと思っていた山元のイチゴ栽培をしていた生産者が、震災後は瓦礫のかたづけなどの仕事をしていた。

これはおかしい、イチゴを始めようと素人がGRAにたくさん集まった。

かれの話では「私たちは、被災された生産者の方々の一日も早い復興と、

周辺事業も含めた町の産業全体のさらなる発展に向けて、私たちの持つ知見・技術・人脈をもって、

山元町の生産者の方々、周辺産業で働く方々をお手伝いさせていただきます。

まずは、「日本一おいしいイチゴと言ったら山元産!」と言われることを目標に、

山元産イチゴの地域ブランド化を図り、その魅力を全国に伝えていきます。

また、イチゴ以外にも山元町を拠点にし、優れた商品/サービスを提供する企業・団体に対して、

マーケティング、プロモーションのお手伝いをさせていただいています。」と話されました。

GRAのホームページを見るとこんなのがのっています。

 

スタッフ紹介

 

岩佐 大輝

理事長 兼 GRAグループ代表

宮城県亘理郡山元町出身。経営学修士MBA(グロービス経営大学院)。大学在学中にITサービスを開始し起業。

現在5社を経営。著書に『99%の絶望の中に、「1%のチャンス」は実る』(ダイヤモンド社)
株式会社ズノウ 代表取締役 2002年
H&C株式会社 代表取締役 2007年
農業生産法人株式会社GRA 代表取締役 2012年

 

福島 雅史

理事 兼 教育事業リーダー

岡山県出身。経営学修士MBA(グロービス経営大学院)。
大手通信事業者、グロービスを経て、農業生産法人株式会社GRAに参画。
NPO法人GRAに設立当初からプロボノで参加し、現在は教育事業リーダーを務める。宮城県亘理郡山元町在住。

 

平松 憲治

理事 兼 事務局長

埼玉県出身。経営学修士MBA(グロービス経営大学院)。外資系IT企業勤務。

 

斉藤 光弘

理事 兼 産業創造事業リーダー

北海道出身。早稲田大学大学院卒。コンサルティング会社勤務。事業承継ファンドに出向中。

 

原 康次

理事 兼 教育事業 サブリーダー

岡山県出身。グロービス・オリジナル・MBAプログラム(GDBA)修了。グロービス経営大学院教員、創造領域主任研究員。
GRAでは、東京での教育事業連携担当。立教池袋中学校、豊島区・品川区の小中学校案件をリードする。
震災復興を目指した東北と関東の高校生100人が参加した東北高校生未来会議では、有識者として参加。

 

渡辺 周

理事 兼 ファンドレイザー

東京都出身。経営学修士MBA(グロービス経営大学院)。日本電気株式会社勤務。

 

田久保 善彦

理事 兼 アドバイザー

東京都出身。慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院理工学研究科修了。スイスIMD PEDコース修了。
グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長。ベンチャー企業社外取締役、顧問、NPO法人の理事等も務める。
著書に『日本型「無私」の経営力』(光文社)、『東北発10人の新リーダー 復興にかける志 』(河北選書)等、がある。

 

村尾 佳子

理事 兼 アドバイザー

大阪府出身。グロービス経営大学院 経営研究科 副研究科長、学校法人グロービス経営大学院 常務理事。
大阪市立大学大学院 創造都市研究科 都市政策修士(修士論文テーマは『NPOのマーケティング』。
共著に『グロービス流 キャリアをつくる技術と戦略』(東洋経済新報社)、『志を育てる』(東洋経済新報社)、

『東北発10人の新リーダー~復興にかける志』(河北新報出版センター)がある。

 

稲垣 亮太

理事 兼 共同創業者

千葉県出身。経営学修士MBA(グロービス経営大学院)。株式会社マルケト勤務。NPO法人ENPOWER理事。

 

溝井 麻記

理事 兼 共同創業者

埼玉県出身。経営学修士MBA(グロービス経営大学院)。株式会社NTTドコモ勤務。

 

犀川 治

監事

東京都出身。弁護士。グローブ総合法律事務所 代表。経営学修士MBA(グロービス経営大学院)。

 

それから、今回の発表ではサプライズがひとつありました。

伊達市の地域おこし協力隊の石森さんはマイプラン「古民家音楽茶房カンノサンチ」を発表しましたが、

その中で「昨日、伊達市長の前でプレゼンした結果、市長が予算をつけてくれました。」と言ったのです。

上司の理解が得られずに、仕事を辞める決意をしました。

そうしたら、市長に「何をやりたいのか」と聞かれ

マイプランを「自分が借りて住んでいる古民家で音楽と歴史と文化を来訪者に伝えたい。」

なんで、それをやりたいのか?8~9割自分の想いだけを語ったそうです。

それを聞いて丸森にも2つの地域おこしのチャンスがあると思いました。

昨年最優秀賞をとった「筆甫で一番立派な古民家でカフェーレストラン」

特別賞の「耕野でマルシェ」です。

町長が、何年か経験した若い職員に

「いま、何をやりたいのか」聴くことは

新しいステップのために効果が大きいと思いますが、

町長の考えを伺います。