丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

『中学校再編に関する要望書』が父兄からだされました

2011-03-08 23:22:52 | 日記

(3月7日)、中学校再編のことを話しあう会から

町長と議長に『中学校再編に関する要望書』が出されました

趣旨

1、今回の決定に至った経過及び理由と今後の対応を保護者に十分に説明すること。

2、子供にとって教育環境を整えることは緊急の課題であるため中学校再編を早急に行うこと。予定通り平成24年4月からの開校とすること。

 

内容

 中学校再編に関しては、平成19年以来検討が進み、検討委員会答申を受けて平成24年4月に1校に再編する旨、説明を受けておりました。それをふまえて平成22年12月には町内の各地区の小学校の5,6年生が集められ、丸舘中学校において、交流が行われています。現在の町内の中学1年生および小学生は皆、再編後、たくさんの友達に囲まれた学校生活や、部活動など、中学校での生活を思い描いてきました。 

 これまで正規の手続きをへて、再編に向けて動いてきたにもかかわらず、平成23年3月1日付けの河北新報上で、『中学校再編1年間延期』と言う報道がなされました。報道によると町議会に条例改正案の撤回を求めたとのことでありますが、このことに関して町からは当事者である小学校、中学校の父兄に対して一言の説明もなされてなく、当事者である子供や父兄の意見が尊重された結果だとはいえません。簡単に1年間延期と決められたようですが、大人にとっての1年間と子供たちにとっての1年間では違います。子供たちの教育環境を考えるという点で、今回の決定は妥当な選択とは思えません。

 私たちは子を持つ親として中学校の再編を大変重要なことと考えておりますので、今回の決定を大変心外に思うとともに次の点について要望するものです。

 

 以上の様な内容が提出されました。

 これまでの再編に関する経過はブログの中で私の委員会での発言と町長の回答の範囲で報告してきましたが

私たち議員には平成23年2月22日の調査特別委員会で町長は2月5日~8日までの町民のへの説明懇談会の報告をし

議員からの「12月に議会に出された条例改正の議案を取り下げるのか」という問いに

町長は3月31日がタイムリミット、「議案を取り下げる考えはない」と述べていました

そして何日もたたない3月1日の特別委員会で唐突に条例改正案の撤回と平成15年4月の再編を告げました。

議案を取り下げると言うことで委員会での審議は無意味な物になるのでコンセントの電源を抜かれたように委員会は終了しました。

 3月定例議会には条例改正案の取り下げの議案が出されましたが

『異議あり』の発言があり、起立採決で賛成多数で取り下げがきまりました。

 町長は中学校が1つになるのでどういった学校にするのか教育のことを決めてから町民にお願いしたいと言ってましたが

議員になってから十分に経験があるのだからその間考えたり学んだ教育を進めれば良いと思うのですが

議会では総括質疑の中で再編や対話の町政について、

いろんな意見や質問・答弁がありましたが議論は平行線でした。

 

 

 

コメント (2)
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