誰もが嫌われるより好かれる方が心地いいですよね
そこで親日国を調べたら
どの資料でも上位が台湾・パラオ・トルコがランクインしています。
トルコが親日国であることは有名ですが
そのきっかけとなったのがエルトゥールル号遭難事件です。
トルコと言えば日本で言う戦国時代の頃
オスマン帝国と言ってヨーロッパ・アジア・アフリカの3代大陸にまたがって領地を広げていたけれど
西洋列強にどんどん領地を奪われていきます。
日本やアジア諸国も江戸・明治にかけて不平等条約で苦しめられていました。
そんな共通した両国が親密になり
使節団派遣として和歌山沖で遭難したのがエルトゥールル号だったのです。
1890年9月
台風で岩礁に衝突したエルトゥールル号乗組員660~70名の内587名が死亡
残りが救出されたそうです。
写真中央の岩礁に衝突し
台風で荒れ狂う波の中を船員は自力で這い上がり
灯台官舎にいる日本人に血だらけの状態で身振り手振りで救いを求めたそうです。
台風で漁に出られず食料の魚も少なく
当時貴重だった非常用ニワトリや卵サツマイモなどを提供し
村を挙げて生存者の救援に努めたそうです。
それから100年後
イラン・イラク戦争で
日本人がイランから脱出できない時に
トルコ航空は旅客機を出し200名以上の日本人を救援してくれたことも有名です。
そんな串本町とトルコが姉妹都市である記念として
トルコ記念館があるのです。
外国のお話はよくわかりかねますが、
一番下の写真のコメントとして、
とてもいい海辺のこれも風景だと思いました。
3~4年前に、桂春蝶さんの語りで聴きました。
春蝶さんは、お若い落語家さん(40歳代半ばかな?)古典、新作落語の他に力を入れられてるのが(語り)です。
歴史上の逸話を語られるのです。
この時も、かすかに知っていた話でしたが、知らなかったことが満載。感動の一夜でした。
会場のあちこちから、すすり泣きが聞こえ・・・
語りが終わってから春蝶さんが「皆さん 泣きすぎでっせ」といわれ大笑い。
トルコ航空機が飛ばされ、多くの日本人が助けられましたね。
反対の場合、日本はするだろうか~と思いながら聞いていました。
貧しい村なのに、自分たちの食べるものを差し出し、懸命に
トルコの人たちを救った串本の方々。。。
今の日本人にできるかとも思いました。
あぁ、皆が助け合える平和な日々が来てほしいですね。
なんか、心がささくれだちそう~~
事実を知ると、親しみがわきますねぇ。
トルコ記念館も行ってみたいです!
親日国は沢山あるけれど
日本の教育はその事は
詳しく教えないので残念な
国だなと感じます。
しかし台風が来ると一変し
荒れ狂う海となるのですね。
きっと現場を見てきただけに
聞けば感動も大きかったでしょう。
生で見ると座礁した場所が目の前なんですよ。
すぐ辿り着けそうなもんなんですが
恐ろしい波だったんでしょうね。
日本のトルコの名称が変わったのでしたよね。
覚えてますか?
親日国がはっきりしましたね。
確かに今の教育では教えませんが
子供たちは反日国は知っていますね。
新作、古典派もちろんなさいますが、
(語り)という別のジャンルを持っておられます。
着物も黒の着流しで、ゆったりと、語り掛けてこられます。
時間が長いので、TVでは扱えないのでしょうね。
沖縄戦の悲劇も、何年も現地に通い、話を聞きまとめられたのです。
教科書で習ってない歴史の断片が、一般人目線で聴けて感動するのですが、このコロナ禍ではね~~
そういえば、どうしてトルコだったんでしょうねぇ(;゚ロ゚)