大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

5/7 今日も鳥影少なし。 

2011年05月07日 | Weblog
 今日も快晴、歩いているとやや汗ばむ。鳥はますます減少。ベンチに座ってしばし休憩。薫風が心地よい。

 やはり鳥影は少なく、速足に回って、西の丸庭園にも入らず帰宅。
 今日、明日に出てもおかしくないサンコウチョウは、どうだったのか。 昨年のサンコウチョウは、5/8から5/15まで8日間も滞在した。今年も大いに期待している。

 アカハラが今日もよく目立ち、太陽の広場東の森、市民の森の林床で計11羽を観察。林の上から 「キョロン・キョロン・チリリ」 と響く声が聞こえる。
 このように基本パターンで鳴いてくれると識別できるが、中途半端に 「キョロン」 だけでは自信が無い。クロツグミやシロハラも似た声に聞こえる。

 市民の森北部で林床にクロツグミ♂1羽。樹間に♀も居たそうだ。
 アオジは弓道場と市民の森で2羽。

 キビタキは豊国神社裏と元博物館で2羽。いよいよ少なくなった。

 南外堀の石垣でササゴイ3羽観察。本格的に渡ってきたようだ。 大阪城公園では、冬の間もほぼ毎日見られるので冬鳥の印象だが、基本的にはオオルリやキビタキと同じ夏鳥。

 先日、ササゴイが毎年渡ってきて繁殖していた寺の前を通ったが、糞も落ちていない。今年も飛来していないようだ。 隣接してマンションが建てられた影響だろう。大阪市保存樹指定番号101のイチョウの木が寂しげ。
 今日の3羽はどこで繁殖しているのか興味があるが、繁殖は与える影響が大きいので、秋に幼いササゴイが飛来するのを楽しみにする。

●今日の観察種。情報含む。
 シジュウカラ、アカハラ、アオジ、ツバメ、ツグミ、メジロ、クロツグミ、キビタキ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ササゴイ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アオサギ。


※ 昨日の訪問者数1023人。一日で千人を超えたのは初めて。
前身であるミニコミ誌 「大阪城公園鳥だより」 で 「こんなん出ました」 と大阪城公園の野鳥を紹介し始めたのが1993年から。

以後16年間、毎号300~400部を、近畿を中心に全国の知人、友人に郵送した。
2006年からこのブログを始めて、タイトルを 「こんなん出ました」 の過去形から 「こんなん出てます」 に変えた。

昨日のアクセス人数は、ミニコミ誌当時の3倍にもなった。ネットの凄さだろう。
ただし、当時はどこかでお会いしたり、電話や手紙で依頼があったりして送付していたもの。何らかの接点がある。ブログの場合は、誰だか全く分からない。
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5/6 ムシクイの声なし、「夏枯れ」 か?

2011年05月06日 | Weblog
 GWが終わって仕事始め。会社によっては次の日曜日まで休みのところもあるが。
 鳥も一段と少なくなって、バーダーやカメラマンも少ない。
 豊国神社裏で出会った知り合いから、今日のブログのタイトルは 「夏枯れ」 やなぁ と言われた。 確かに!、当たっているだけに・・・・・まいった!。
 
 考えた末に、そのままも気にいらない。少し抵抗して、タイトルは上記のとおり。
 ただし、実際のところは、「夏枯れ」 と言うより、春の渡りが終盤に近付いているということだ。例年と大きく変わっている訳ではない。

 この時期はサンコウチョウや杜鵑などが現れる時期。
 昨日 「サンコウチョウ 大阪城公園にて」 と写真が出ているブログがあると聞いた。皆が何処や?何処や?と探す。がどこにも情報がない・
 この時期なら現れてもおかしくない。出ない方が不思議くらいのい時期だが根拠がない。不思議。

 キビタキは、社会運動顕彰塔、市民の森、天守閣東配水池、梅林南側上で♂5羽。
 クロツグミは、市民の森でさえずり1羽。イカルも太陽の広場東の森で1羽。

 アカハラは、社会運動顕彰塔、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、西の丸庭園で計12羽。まだまだ多い方だ。
 一方シロハラは太陽の広場東の森と音楽堂西側上で計3羽。

 今日も、太陽の広場東の森でノジコが出たと駆け付けるが、首がだるくなる一方でなかなか見つからない。高い高い樹頂で動く鳥の影。ノジコか!。これは大変だ。
 昨日まで各所で見られたクロジに出合わない。たった一晩で一気に変わってしまう鳥たち。

 コサメビタキが音楽堂西側上で1羽。ツツドリが西の丸庭園で1羽との観察情報。

●今日の観察種。情報含む。
 メジロ、アカゲラ、イカル、シロハラ、キビタキ、シジュウカラ、ツグミ、クロツグミ、コゲラ、ツバメ、コサメビタキ、アオジ、ノジコ、ツツドリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ササゴイ、カルガモ、ハクセキレイ、ホシハジロ。
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5/5 春の渡り終盤。

2011年05月05日 | Weblog
 GWの最終日。春の渡りも終盤をむかえているようだ。まだメボソムシクイの声は聞いていないが、今日も鳥影は減少気味。しかし気候は最高。新緑は心地よい。
 そろそろサンコウチョウが出てもいい頃なのだが・・・・・・帰宅後出たかも?。

情報も含め今日の野鳥速報。

●夏鳥
○キビタキ=社会運動顕彰塔、みどりのリズム、市民の森、音楽堂北側、豊国神社裏、梅林南側上桜広場などで計7羽。響くさえずりもよく聞かれる。
○センダイムシクイ=みどりのリズムで 「チヨチヨビー」 さえずり1羽のみ。
○クロツグミ=市民の森の北部で、♂1羽が林床で採餌。すぐに木の中に飛び上がる。
○ツバメ=各所で上空を飛び回る。計17羽。
○エゾムシクイ=飛騨の森、西の丸庭園で計2羽。「ヒーツーキー」 がよく響く。
○オオルリ=天守閣東配水池で♂の若1羽の観察情報。
○コルリ=西の丸庭園♂2羽の観察情報。
○ノゴマ=♂1羽、天守閣東配水池で観察情報。
○ノジコ=1羽、太陽の広場で観察情報。

●漂鳥
○アカハラ=今日も多く、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂北、音楽堂西側上、西の丸庭園などで計12羽。
○アオバト=朝一番に市民の森で 「アーオーアーオーアオアオ」 探したが姿は見られず。残念!
○アオジ=みどりのリズム、修道館裏で各1羽。ぐぜり風に小声のさえずりも。
○クロジ=市民の森1、音楽堂北斜面3、音楽堂西側上3の計7羽。今期クロジが多い。
○イカル=みどりのリズムでよくさえずる。探すも姿は樹間を飛ぶ一瞬のみで、詳しく観察できず。
○カワウ=東外堀1、南外堀1、北外堀1の計3羽。

●冬鳥
○亜種ハクセキレイ=一番やぐら1羽、首と肩の間に大きな白斑部があり目立つ。本種には複数の亜種があり、一瞬他の亜種かと思ったが、亜種ハクセキレイであった。
西の丸庭園でも亜種ハクセキレイを観察。この白斑部が無いため別個体と確認できた。もう1羽弓道場でも亜種ハクセキレイを観察したが、個体識別できず。
○ツグミ=東外堀沿い藤棚2、みどりのリズム1、西の丸庭園2の計5羽。
○シロハラ=市民の森、修道館裏、西の丸庭園で計5羽。
○キンクロハジロ=北外堀♀1羽。越夏と思われる。

●留鳥
○シジュウカラ=各所。樹頂でさえずり続ける個体も。計9羽。
○カワラヒワ=音楽堂北、城南地区で計3羽。
○コゲラ=元射撃場、飛騨の森で計2羽。
○カルガモ=第二寝屋川上空飛翔3、北外堀1の計4羽。
○キジバト=西の丸庭園芝生に18羽群と6羽群。警戒心は普通。他所はカウントせず。
○メジロ=市民の森4羽。盛んにさえずる声も。
○ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。


※夏鳥、冬鳥などの分類は固定されたものでない。私の判断で便宜上分類したもの。

※昨日は早めに帰宅して京橋で昼飯。ふらふら歩いて帰ってきて、軽い昼寝のつもりがぐっすり寝込んでしまった。
目覚めると、時間帯が分からない。朝か?夜か? 頭がぼーっとしている。歳のせいかアルコールの分解能力が落ちてきた。 大阪城公園へ出かけていたが、ブログ更新の気力無し。あーあ (>_<)
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5/3 アオバト4羽。キビタキ各所。

2011年05月03日 | Weblog
 黄砂の飛来が多いらしい。そのせいか空はどんより曇って見える。

 今朝の鳥。全体の印象としては多くない。しかしこの時期はこんなもので、特別に少ない訳でない。東京ではキビタキ1羽と出合うのにも大変。複数と出合ったら大騒ぎくらいなもの。
 大阪城公園では5羽、6羽は普通。20羽も出ると多いとなるが。

 弓道場近くで、ハシブトガラスが後ろから急接近。頭をかすめて飛ぶ。 一瞬ドキ!! やられる事はないと思うが、後頭部をあのくちばしで一撃されたら・・・・・・。近くで営巣しているのは分かっている。 「ごめん!ごめん! でもあんまり無茶すんなよ!」 
 一方、北外堀天端では、2羽のハシブトガラス。木の上でべたべたしている。♀は子どものように羽を震わせて甘える。似合わないその仕草。でも♂は、口移しに餌をあげている。可愛くて仕方ないみたいに。
 鳥でも人でも、他人の 「イチャイチャ」 を見るのは・・・・・。どうもねー。

 朝一番、社会運動顕彰塔近くで聞こえる声。イカルと思うが、少し違うような気もする。コイカルかも知れない。どうしても確認したい。
 鳴き続ける声の木を見上げながら時間をかけて探す。向こうから大将も双眼鏡を目にして探している。やがて、知り合いもやって来て一緒に探す。でも、一生懸命探すが分からない。
 そのうち大将が確認。撮影する。イカルだった。さすが大将、よく見つけたもんだ。

 市民の森で知人から 「アオバト♀1羽」 と教えてもらう。しかし高い木の上で枝葉がかぶってすっきり見えない。
 ぐるぐる位置を変えて見やすいアングルを探す。この角度ならと双眼鏡で見ると、別の♂♀2羽が並んでいる。エッー3羽だ。と思う間もなくもう1羽でてきて4羽。
 情報では中央大通り沿いでも1羽見られている。同じグループの1羽かどうか。
 数羽のアオバトは、2008年10月に本丸庭園池近くで8羽が見られた事がある。4羽はそれに次ぐ記録。

 キビタキは、太陽の広場東の森、市民の森、西の丸庭園など各所で計8羽。さえずりもよく聞く。
 クロツグミは太陽の広場東の森で♀1羽。

 センダイムシクイ太陽の広場東の森、梅林南側上桜広場、飛騨の森など計5羽。エゾムシクイは太陽の広場東の森、西の丸庭園など計3羽。ともにさえずり。

 アカハラは太陽の広場東の森など情報含め計8羽。
 ツグミは2羽。シロハラは4羽。ともに大きく減少。時期的に当然だろう。

 クロジは、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、豊国神社裏など計8羽。

 コルリ♂西の丸庭園の茶室1羽。ノゴマ♀西の丸庭園1羽。オオヨシキリ元ヘリポート1羽。ビンズイ市民の森1羽。など観察情報。

 ササゴイは南外堀に2羽。コガモは南外堀に4羽。
 ハクセキレイ1羽飛騨の森。

●今日の観察種。情報含む。
 アオジ、カワラヒワ、イカル、クロツグミ、アオバト、キビタキ、オオルリ、シロハラ、アカハラ、クロジ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、ツグミ、メジロ、コゲラ、シジュウカラ、ツバメ、コルリ、ノゴマ、ビンズイ、オオヨシキリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カルガモ、カワウ、ササゴイ、コガモ、アオサギ、ハクセキレイ、ホシハジロ、キンクロハジロ。
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5/2 今年もコアジサシ飛来!

2011年05月02日 | Weblog
 今日は快晴。すがすがしい。新緑の緑ははんとうにすばらしい。大阪城公園は3日ぶりだ。

 ふらふらとシギチを見に行ってきた。珍鳥を探しに行った訳でない。毎年この時期には 「シギチ」 が見たい。秋にはタカの渡りを見たいと同じように。
 ごく普通の、ダイゼン、キョウジョ・シロチ、チュウシャク、ソリハシ、キアシ、トウネンなどなど。シギチをよく見る人には何~だ。と思われるだろう。
 しかし、干潟を動き回る鳥たちを一人でのんびり観察するのはいい。大阪城公園にどっぷり浸かっている私には、ある意味ガス抜きみたいなもの。

 第二寝屋川をコアジサシ2羽が飛ぶ。今年もやってきた。スマートで軽快に飛び回る。
 自宅近くの広い工場跡が更地にされている。住宅が建築されるらしいが、フェンスで囲まれたままだ。通るたびにこの環境なら、コアジサシやコチドリの繁殖にピッタリだと思っていた。
 先日 「ピォ・ピォ・ピォ・ピォ」 と1羽のコチドリが鳴きながら飛び回る。よく見ると地面の上にも2羽発見。
 やはり来たか! そのうちコアジサシも来てくれないかと期待している。 もっとも、いつ工事が始まるか分からないので、営巣しても可愛そうな事になりかねないが。

 今朝は、エゾムシクイ、センダイムシクイの声が各所でよく聞かれた。それぞれ8羽と10羽。
 キビタキは太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、教育塔裏などで計5羽。オオルリは豊国神社裏ほかで計4羽。

 太陽の広場東の森と市民の森の林床でクロツグミ♀各1羽。♂は出合いなし。
 アカハラは、太陽の広場東の森、北外堀天端、音楽堂西側上、愛の森などで計6羽。一方ツグミ、シロハラは各2羽のみ。
 クロジは豊国神社裏の水場に2羽。

 ビンズイ、豊国神社東側と梅林南側上桜広場で観察情報。サンショウクイ1羽も市民の森で観察情報。

 南外堀にコガモ♂2・♀2の計4羽。
 ホシハジロ♀1羽、キンクロハジロ♀1羽。北外堀で越夏中。昨年は、ホシハジロ♂♀とキンクロハジロ♀が北外堀で越夏していたが。

●今日の観察種。情報含む。
 シジュウカラ、エゾムシクイ、アカハラ、キビタキ、クロツグミ、センダイムシクイ、ツグミ、コゲラ、アオジ、ツバメ、ビンズイ、オオルリ、サンショウクイ、クロジ、シロハラ、メジロ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 アオサギ、ササゴイ、コガモ、カワウ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コアジサシ。
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