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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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大阪城 今日もキビタキいっぱい! 2020.9.29

2020年09月29日 | Weblog
 快晴の秋空、初めは涼しかったがやがて気温が上がって汗も。

 初めに今日の事でなく昨日の話題。昨日は出掛けていた。ウナギのきも焼きや半助豆腐をあてに湯割りを飲んでいた。
 その時スマホが鳴った。渡りのタカ130羽+が大阪城公園を通過と。思わず凄ーい! 同時に残念、悔しい。

 もう一口飲みながら、もし大阪城公園に出掛けていても、一か所に留まり、ひたすら空を見上げタカの観察に専念しただろうかと自問。

 酒飲みトリミニストの事、多分いつものコースを回りながら、開けた場所で時々空を見上げる程度だった。見られたかどうか?だめだっただろう。

 大阪城公園に居ながら見られなかった悔しさと、他に出掛けていて見られなかった悔しさ。

 今日もキビタキが大変多い。これまで同じ種が20~25羽以上見られると、タイトルに乱舞や爆発を使っていた。
 今秋は毎日 「乱舞・爆発」 で使えない。30羽超えた時、おっ!感じるそれ以上の単語ないだろうか。

●キビタキ ♂8・♀型21の計31羽 いつも同じ事を書いているが実際はこの倍くらいはいると思う。どこにいてもキビタキ・キビタキ・キビタキ。
●コサメビタキ 1羽 水上バス乗り場。
●エゾビタキ 本種も多い。5羽 水上バス乗り場、市民の森、沖縄復帰の森、元ヘリポート。市民の森でとまって動かないエゾビタキ。バックの抜けもよく撮影には最良。ただ枝でなく人工の杭。いい顔してる。
●ヤブサメ 1羽 音楽堂西側上。
●オオルリ 3羽 市民の森、豊国神社裏、飛騨の森。
●サンコウチョウ 1羽 飛騨の森。
●アリスイ 1羽 豊国神社裏で酒の会会長が観察撮影したと。
●マミチャジナイ 2羽 先日から大型ツグミがツィーと鳴きながら飛ぶ姿が何度も観察されている。しかし例年のごとく樹頂部を飛びとまったところが確認できない。
 本種は、今日観察の中では、エゾビタキと同じ旅鳥とされる。今秋大陸で餌などの条件が悪いのだろうか。
●ヒドリガモ 11羽 西外堀。
●カルガモ 5羽 第二寝屋川を下流へ飛ぶ。
●モズ 1羽 愛の森。高鳴き私は今秋初。確か先日ひでキングが初高鳴き確認だったと。
●ヤマガラ 3羽 市民の森、修道館裏
●その他 シジュウカラ、メジロ、アオサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■エゾビタキ(1993.10.31 飛騨の森)
 大きな瞳を輝かせて私を見る。秋の旅人エゾビタキ。旅を続けてきたあの瞳は何を見てきたんだろう。きっと想像もつかないほど多くの出来事を目にしてきたに違いない。
 洋上に映える日の出のゆらめき、高原を渡る風の道、一瞬の先の命さえ見えない豪雨風雨。襲ってくる猛禽たち。北から南へ変わる自然と人間たちの日々。激しく変化する地上。 
 私が想像できる事はたかが知れている。仲間を次々と失い、自分も傷つき、明日はどこで生きているのかも明日次第。自然の中。
 厳しい日々を幾度もくぐり抜けて、大阪城公園まで到着した。今はわずかな休息の時。
 たくさんの経験は、悲しい記憶は、瞳のどこに映しているんだろう。瞳の輝きは悲しみの裏返しか。エゾビタキ。