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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

イソシギとダイサギ 2020.9.11

2020年09月11日 | Weblog
 蒸し暑い。相変わらず汗でぼとぼと。
 チゴモズは去ってしまったので、久しぶりに園内を回って観察記録。あれだけ賑わっていた梅林南側上桜広場はさみしいほど静か。
 「カメラマンたちが夢の跡」 と言ったところか。

 帰り道30秒ほどの出合い。第二寝屋川でイソシギとダイサギ。突然現れ水面を上流へ飛ぶ。急いでカメラ設定を切り替え、イソシギを追いかけるようにしてファインダーに捕らえ、シャッターを押し続ける。

 確認してみるとファインダーに捕らえているが、オートフォーカスが水面にいっている。・・・んーこれは辛い。水面1メートルほどの高さを低く飛ぶので難しいか。

 こんな時、キャノンEOS R5なら鳥を認識して、水面に引っ張られずに鳥にピントを合わせ続けるのだろう。
 普段ならこのカメラでも十分対応できるが、厳しい条件になると差が出る。

 同時にダイサギも上流へ飛ぶ。後から思うとダイサギにしておけばピントが合っていたと思う。でもイソシギが撮りたいと瞬時にそう思ったのだろう。

 大将から昨日も聞いたコムクドリ。今日も愛の森で50羽ほどのムクドリの中に♂1羽と。飛び回るし探すのが大変だ。

 コサメビタキ 3羽 太陽の広場東の森、飛騨の森、豊国神社

 エゾムシクイ 2羽 みどりのリズム、梅林

 キビタキ 5羽 豊国神社裏、飛騨の森

 サンショウクイ 1羽 愛の森

 オオルリ 1羽♀ 愛の森

 コサギ 1羽 東外堀

 カワウ 2羽 第二寝屋川

 ヤマガラ 1羽 飛騨の森

 その他 シジュウカラ、メジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 帰宅途中、調査範囲から上流へ200メートルほどの、第二寝屋川の対岸に鳥が群れている。いつもはコサギ、カルガモ、カワウなどが休んでいる場所。

 リュックから双眼鏡を出して確認すると、コサギ8、ダイサギ2、イソシギ2、カルガモ2、カワウ6が対岸に上がって休んでいる。
 最近何度か見られたが、こんな所にダイサギ。大阪城公園側にも休む場所があれば・・・と。ちょっと残念。

イソシギ(2007.4/17 東外堀)
 南外堀の水際の石垣でイソシギを見つける。1999年9月7日以来8年ぶりの出合いだ。
 対岸からの観察で小さくしか見えないが、しばらく観察を続けていると、採餌しながら20メートルほどの間を行ったり来たりして何かを採餌している様子。
 やがて飛び立つと東の方向に見えなくなる。ひょっとしたらと東外堀を探すと、同じように採餌しながら歩くイソシギを再び見つける。
 距離は非常に遠い。双眼鏡で見るのがせいぜい。大阪城公園ではかなり珍しい種のため、ぜひ写真を残したい。
 最近持ち歩いているキャノンEOS30Dに100-400ミリレンズで手持ち撮影。
 どこに写っているのか探さないと分からないほど、小さくしか写っていないが、プリント時にかなりトリミングをしてようやくここまで。かろうじてイソシギと判断できる。
各地では普通に見られる種だが、大阪城公園では☆5つ。不十分だが、とりあえず記録が残せた。