２００８／１１／１－３：北ア明星山P6南壁「フリースピリッツ」＆α Ⅱ

　５P目　うめぼし岩の下を左上する

突き当たりの凹角を直上（下部の核心Ⅴ＋級）　背中側のスタンスをうまく利用するのがポイント

これが6P目だが、校長は切らずに続いて登攀

このあたりで、対岸の道路と同じ高度

凹角を抜けた

すると、うめぼし岩を挟んで、我々ビレー点の真上に出る

核心を登るK村さん

 実は、凹角を登っても、すぐまた難所のトラバースが待っている

足場がないところを、指だけでぶら下がりながら右へ移動する恐怖の「ハンドトラバース」　

　「疲れて墜ちそうだ」と言いながらも無事渡りきるS田御大

・・んなこと構わず　7P目急なフェースを直上する校長

 ５＆６P目のビレー点九州Mさん

 

ご自身も爽快な（？）ハンドトラバースへ突入

上部は日が当たりだし、快適！

 9P目　凹状フェース終了

 

 9P目核心を抜けたK村さん

 対岸道路は既に遙か下方に

 

 遠くに我々のテント場も見えてきた

 雪をかぶった焼山

 9P目終了点で後続を確保するMさん 

 団体さんのおな～り～　　双眼鏡でこちらを見ている人も 

 このあたり（9P目以上）、景色も開け、日も当たり気分はサイコー！

 11P目スラブを直上　　快適だが、支点がない！ 

 いよいよ、14P目、上部の核心：Ⅴ＋

 すばらしい高度感どす　　あれ、我々のテントの位置が変わってる？　　実は強風で吹き飛ばされてました 

さっきの焼山（赤丸）に加え、雨飾山（黄丸）もクッキリ！

 

15P目を登るK村さん　　あと少しだ

 

 16P終了点　１３：１５頃　７時間以上のロングクライミングは無事終了したのでありました

＼(＾(エ)＾)／バンザ～イ　　　いや～、難しかったあ、長かったあ

急な下降も楽ではないが、特に今回増水して渡渉困難　　どーする？

このブログをご覧になっているクライマーの方はラッキーです　　実はちょっと遠回りになるが、上流にこんな立派な鉄橋があります　　そんなときは、どうぞご利用あれ

 

右端がP6、左にP5,P4・・・これらが明星山

戦い済んで日は西に　　「フリースピリッツ」　聞きしにまさるロングルート、好ルートでございました

さて、通常なら、これで下山後のお約束・・・となるわけですが、

明日も文化の日でお休み　山小屋ならぬ、リゾートホテルでマッタリでございます

風呂もエレガント

吹き抜けの２階の奥のバーで夕食までのひとときを

ハートランド生ビール

まあ、たまにはこういうこともある

食事はフランス料理フルコースでございました

P6下降時尻餅ついた泥突きズボンのままで ＜(＿ ＿)＞スマンのう

食後はまた、バーで。　　　酎ハイないのでコニャック・・・大満足の夜はふけていくのでありました。

１１／３（祝）　朝は５時からやってます、ホテルの露天風呂

朝のお散歩　　テニスコートから眺める八方尾根　　　上部は残念ながら時雨れてるようだ

せっかくだから、昨日のクールダウンを兼ね八方池までお散歩に行くことに

下部、ゴンドラ乗り場は紅葉真っ盛りだが・・・・

第一ケルンは、はや冬景色

八方池も凍ってました

ここから先は冬山　　上の樺の雪洞堀が懐かしい　　右手は丸山

全面凍結というより、まだシャーベット状かな？　　みぞれ混じれの雪も降ってきた　　撤退！

ところが、下界はまあまあの天気　　虹も出てきた　　虹の端は、東急ホテル

如何なモノかと思いながら、ホテルの車でここまで送って貰いました

 やはり冬山を望みながらの露天風呂は最高！

 

朝飯は、バイキング、例によって死ぬほど食って、まだ何も入らない

松本まで行ってからなんとかする　　松本と言えばここ！

そ、萬来の馬刺　　やっぱヒレがよいなああ、わしゃ

今日の腹具合では山賊焼きは無理、よって　　「ウニ豆腐」　　それから・・・

海鮮カルパッチョ！

K江さん、すまん！　　一緒に入れた、泡盛ボトル、全部飲んでしもうた！！

つうこって、大満足の３日間でございました。

( ＾(エ)＾)ノ∠※PAN！★祝☆CONGRATULATIONS☆祝★！