OPANDA

クライミング!  ダイビング!!  旅行!!!  映画!!!!  温泉!!!!!  哲学? 

2016/11/12-13:AGS-Jレスキュー講習会@三つ峠

2016-11-14 13:27:19 | 日記

三つ峠裏登山道へ行く道の途中から

 レスキュー技術は常に反復練習しないとすぐに忘れます  還暦近いおっさんはなおさらです

と言うことで、日本アルパインガイド協会(http://www.agsj.org/)のレスキュー講習参加です

雲の下に河口湖

定宿「四季楽園」テラスも晩秋のよそおい

でもまあ岩場にはそこそこのクライマー

登攀不能になったセカンドをどう救助に行く? 「カウンターラペル編:垂壁まで」

1マイクロトラクション等へ荷重を移動し確保器を回収 (最悪の事態に備えバックアップ必須)

2安全環2つで支点構築、メインロープを通す

3カウンターラペルのセット:フリーのロープへ下降器(8環等)+バックアップ(マッシャー等)をセット

4救助者の体重+αで事故者を少し引き上げマイクロトラクション等を回収

 (この時8環を支点へ密着させて回収作業をすると楽)

下写真は下降準備完了の図

5救助のため下降、事故者へ近づく

6スリング等で事故者ロープ(フレンチ)と救助者(ビレーループ)を連結 

7同時降り

 

登攀不能になったセカンドをどう救助に行く? 「カウンターラペル編:オーバーハング」

1~4までは上と同じ 

5ハング内側の事故者に近づけるように自分とテンションロープをヌンチャクで連結しカウンターラペル

下写真のように最終支点はテンションがかかって外れず、このままでは支点の回収も救助も不可

6補助ロープを使い、一端を安環で事故者へ、もう一方を最終支点を通して救助者へ半マスト&仮固定で連結(補助ロープはVの字なっている)

7救助者が下降することにより、荷重をカウンターロープへ移す

82人の荷重がすべてカウンターロープへ移りメインロープがフリーになりランナー回収

9救助者の仮固定を解除し下降、バックアップで下降停止 カウンターロープ回収

10ヌンチャクが付いたままカウンターラペル同時降り

一日好いお天気の中で講習に励めました

小屋へ帰ると・・・立派な干し柿ですこと

翌日 日の出6:20ごろ

ナカナカの朝焼けでした

今日はまず三つ峠山頂へ  知らなかった こんなに整備されてたなんて  もっと下まで整備される予定だそうです

天狗の踊り場へ  イヤハヤ素晴らしいお天気で  しかも風もなくポカポカ陽気  アイゼントレの方は暑いでしょう

さて、まずは事故者の降ろし技術 カウンターラペル編  

 

 素晴らしい高度感での2人降り バックアップないので真剣にやらんと

 

ここはちょうど四季楽園と同じくらいの高度

まあ、セットはどうってことないんですが・・・事故者ロープにフレンチで連結

こんな感じで2人同時降り・・・・でこの後にコブ(例えばロープのつなぎ目)を通過しなきゃならないという課題

1コブの手前で停止

2コブの下にもう一つマッシャー構築

38環の穴に指2~3本突っ込み仮固定

4上のマッシャー解除回収

5下降再開

68環なら素通しでコブ通過(ATC等の場合、下降器上部にシャント等でカウンター支点構築、半マスト仮固定、カウンターロープへ荷重移動、下降器をコブの下にセットしなおし、メインロープへ荷重再移動)

7下降

あとは、四段ハングの空中懸垂下降を楽しんで

逆Vハングで懸垂失敗事故者の救助、上から同一ロープ救助編等を行い めでたくお開きとなりました

 さて今週末は甲府兜岩クライミング予定でございます (^(エ)^)ノ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2016/11/5-6:西伊豆松崎ご旅行Ⅱ | トップ | 2016/11/19-20... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事