9月20日(水)本日のごはんは、
「しめじごはん」
「がんもどき」
「ほうれんそうのすまし汁」でした。
本日から「お彼岸」となります。お彼岸は、年に2回あり、春は春分に日、秋は秋分の日を中日として前後3日を合わせた7日間のことを言います。お彼岸は、もともと仏教行事のため、その期間に食するものは、野菜や豆腐など植物性の食材のみで作られた「精進料理」がふさわしいとされています。そこで、本日は豆腐を使用して作った「がんもどき」を提供しました。水切りをした豆腐にひじき、枝豆、にんじんを加え揚げました。また、今日はがんもどきにしょうゆベースの餡をかけて食べました。外はこんがりきつね色で、中は柔らかいがんもどきに、優しい味わいの餡がよく絡み、こどもたちにも食べやすい仕上がりになっています。
がんもどきには、しめじと大黒(だいこく)しめじをたっぷりと加えた炊き込みごはんを合わせて提供しました。きのこの旨みがごはんに染み、おこげのいい香りも漂っていました。
しめじ
大黒しめじ
実際にきのこを見てみると「同じしめじなのに大きさが違う」と驚いていたこどももいました。こどもたちは、今日もたくさん食べていました。
午後のおやつは「おはぎ」と「お茶」でした。
お彼岸には、おはぎを食べる習慣があり、春と秋で呼び名が異なります。漢字で書くと、春は「牡丹餅(ぼたもち)」、秋は「お萩(はぎ)」と書き、それぞれのお彼岸の時期に咲く花に由来となっているそうです。また、小豆は、春である4月から6月に豆まきをして、秋である9月から11月に収穫を行います。そのため、秋のお彼岸は収穫したばかりの小豆は皮まで柔らかく食べることができるため粒あんとして使用し、春のお彼岸では保存期間が長いため粒のないこしあんで作るそうです。本日は、粒あんを使用したおはぎを出しました。うるち米ともち米をブレンドして炊いたごはんがもちもちとしていて、こどもたちはしっかりと噛んで食べていました。