音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

敬老の日に想う

2018-09-17 07:44:27 | 音楽雑記
敬老の日に因んだニュースとしての情報を見ると驚かされます。
100才以上の人は6万9785人、48年連続更新、女性は88,1%。
昭和38年で153人、平成10年で1万人を超えたという内容です。
出生数が多い世代であり、医療技術の進歩が要因だと言われています。

先週、義母も平成30年代に100才を迎えるということで
お祝いを国から、県から、町から頂きました。
重度の認知症を患っている義母はお祝いの雰囲気を感じながら、
皆の笑顔に囲まれて幸せなひと時を持てました。
記憶として残ることは難しいですが、有難く思いました。

8月のお盆の時に曾孫、孫、子など家族に囲まれていた時の様子を
見ていると、確実に認知と身体の衰えが感じられました。
ただ、お経は自らあげ、お寺からの情報誌や絵本は声を出して読み、
ご飯は細かくすれば一人で食べられます。
出来ることはまだまだあることを家族と喜んでいました。

歌は好きだと言ってよく口ずさみます。
音楽が聞こえてくれば歌詞は見なくても歌えます
時々私が知らない歌を教えてもらいます。
認知症を患っているという姿はその時には見えません。
やはり、音楽が心深く記憶に残っていることを実感します。

「敬老の日」にお祝いの気持ちを込めて・・・









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