音楽療法のライブ日記

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阪神甲子園球場100周年

2024-05-28 07:11:45 | 音楽雑記
ニュースで阪神甲子園球場100周年の記事を知りました。
ちょうど卒業した高校から昨年100周年を迎えたという会報が届いた頃でした。

田舎に住んでいた義父母二人は数えで100才を迎えた年に亡くなっているので、
二人から語り継いでもらった長い人生の歴史と重なって特別感があります。
特に日本では様々な戦争の歴史があり、当事者である義父母の話には重みを感じました。

1924年(大正13年)3月11日に球場の起工式があり、その後4球団のプロ野球の
歴史が甲子園に刻まれたそうです。
1936年(昭和11年)に大阪タイガースの応援歌である「六甲おろし」が作られ、
25年後には阪神タイガースになって一部歌詞が改訂されましたが、
現存する最古の球団歌として歌われ続けています

ここ関西では阪神タイガースを応援されている人がとても多いことは実感しています。
リクエストとして「六甲おろし」をいただくことも多く、音楽療法の実践においても
楽譜と歌詞幕は必須の持ち物になります。
誕生日をお祝いする「ハッピーバースデー」と同じほどの効果があるように感じます。

作詞、作曲もどっしりとしており、力強くパワーが湧いてくる応援歌です
個人的には特別にタイガースを応援している訳ではないのですが、「六甲おろし」には
元気をもらいながら、高らかに歌い、共有感を強く感じ、笑顔と共にその場が輝きます。

ある音楽療法時に、「今までサッカーを応援してきましたが、野球自体の面白さにハマりだし、
ルールなども良く出来ており、楽しませてもらっています」と一人の男性が話されました。
なるほど!、という納得感が私にもありました。

応援歌の音楽による共有感、パワーの源、最上の喜びが感じられるひと時をご一緒
できることに感謝です




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