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いそげ!

2010-07-14 17:44:55 | 日記
今日は暑かった。
午前中はお客様のところに営業にでていたのだけど、
歩いて北鎌倉の駅にたどり着いたころにはポケットに
しまっていたハンカチは使用不可となっていた。

もちろん営業マンとして私は長いので換えのハンカチを
何枚もカバンに忍ばせているのでOK!

せっかく都内に出たのでついでに他のお客さんの
ところをまわって、それから帰宅の電車に乗り込んだ。

その途端、急ぎの仕事が舞い込んできた。

こういう時はいつも、モバイル環境を充実させたいな、と
思うのだけど、「ないものはないので仕方がない…」
ということで、北鎌倉の駅を降りて、大急ぎで汗だくだくに
なりながら家にもどった。

大慌てでパソコンを立ち上げたら、なんと、データが.docxだ。
こりゃ、まずいと、もう一台のパソコンをたちあげた。
このもう一台がくせもので、vista搭載なものだからもう、限りなく遅い!
たかだかワードファイルを立ち上げるのに、なんと30分もかかってしまった…。
まったく、アホか!

立ち上がっている間に着替えをすませ、顔を洗って、おまけに
翻訳者への連絡と交渉まですませてしまった。

まあ、いずれにしても手配がついたので一安心。
今度はゆったりした気持ちでお客さんに見積もりを送付した。
こういう時にかぎって、vista君は急にサクサクと動きだす。
まるで、自分の心理状態を読まれているようだ。

すべて外部スタッフで内情、コーディネーションから編集、見積もり、
営業もひとりでやっており、おまけに明日は税理士の先生に会うので
その準備もしなきゃいけない。

我ながら、よくやるよ、と思うが、
一人だからこそよかったと思うことも本当に多い。
大体、こういう急ぎの状況で引き受けてくれる翻訳者がいるだけでも
ラッキーだ。

組織は大きくなってゆくにつれ、必ず形骸化してゆくものだ。
こういう無茶な仕事はおそらく受けないだろう。

そういう意味では、お客の無茶な要求でも「なんとかしてやりたい」
という思いがあり、また翻訳者の人達との信頼関係もより強いので
翻訳者も自分の無茶をきいてくれることが多い。

実はこういう切羽詰った仕事ほど楽しい。
自分の、会社としての価値を活かす手段はこういうところにこそある
のだと思っている。

ボテボテのサード・ゴロをかっこよく処理する気持ちに近い。
組織だと、ピッチャーが気をきかせて処理しちゃうでしょ。
あれはがっかりするんだよねー、サードとしては(笑)。

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