沖縄Daily Voice

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うちなー唄の道行けば vol.3 上間綾乃

2009年07月21日 | 火曜(2009年7~8月):上間綾乃さん
うちなーんちゅの血が騒ぐ

お正月や旧盆の時期になると、スーパーのBGMにはカチャーシー曲が流れます。
勝手に足がリズムを取り、勝手に手が踊りだします。
そんなお茶目(?)だった小学生の頃の私。(今でもたまに^^:)
そんな姿を見て母は笑顔で「あんたよ~」といいながら面白がっていました。

民の謡と書くぐらい、民謡は本当に日常生活の中に溶け込んでいます。
労働・教訓・恋唄など、日常の風景が映し出されている曲が沢山あるということもそうですが、私たち家族は、日常会話の一部分を唄でやりとりすることがあります。

2階に居るおばーと、1階の私たちを結ぶ電話があり、
おばーとお出かけするので、2階のおばーの呼び鈴をならしました。

私「ぷるぷるぷる(呼び鈴)」
おばー「は~い?」
私「行ちゅんど~や加那志~」(行きますよ、愛しい人よ)
おばー「待ちみそ~れ~里前~」(待ってくださいアナタ)

西武門節(にしんじょうぶし)という曲の一部分で、男女の掛け合いの唄です。
さすがおばー!笑いながら唄でかえしてくれました。
このおばーの血をひいているからスーパーでカチャーシーを踊ってしまうんだ。うん。
血は孫の私、そして曾孫までちゃんと受け継がれています!

ぐずってなかなか眠らない姪っ子に、唄を聞かせてあげようと三線を手に取り唄うと
逆に目が覚めてしまい、三線に興味深々!(唄だけ唄うと、すやすやと夢の世界へ^^)
この子にもしっかりと沖縄の血が流れていると実感でき嬉しくなりました。
三線を触りたがるので膝に乗せて一緒に弾きました。声をあげて大喜びです。



三線をするかしないかは本人の意思。私も自分から習いたいと言ったように、姪っ子にも強制は決してしません。
「綾乃おばちゃん。三線習いたい!」って言ったら教えてあげてもいいかな(笑)

いつかライヴ会場で姪っ子を見かけたら、
皆さん仲良くしてあげて下さいねm(_)m

おばーと姪っ子のほのぼの写真です♪



text:上間綾乃



上間綾乃オフィシャルサイト
http://uemaayano.com/




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