沖縄のごみ問題を考える

一般廃棄物の適正な処理に対する国の施策と県の施策と市町村の施策を比較しながら「沖縄のごみ問題」を考えるブログです。

ブログを書いている理由

2015-11-27 06:40:28 | 日記

ブログを開設してから約100日になるので、改めて、ブログを書いてる理由を整理してみました。この記事は内地からの移住者による「うちな~んちゅ」の皆様へのメッセージでもあります。

(1)沖縄県は内地の縮小版と考えている。

(2)国は内地を前提にしてごみ処理に関する計画を策定している。※沖縄県は例外扱い。

(3)沖縄県は内地に比べると工業が発達していない。

(4)沖縄県の廃棄物処理計画は工業県を前提とした計画になっている。

(5)沖縄県内の市町村の多くは県の廃棄物処理計画を市町村のごみ処理計画の上位計画として位置付けている。

(6)その結果、県民の約70%(約100万人)が溶融炉に依存したごみ処理を行っている。

(7)国は溶融炉の時代は終わっていると考えている。

(8)国は循環型社会と低炭素社会との統合を目指している。

(9)沖縄県による県内の市町村に対する「国の計画」の達成を図るための技術的援助は期待できない。

(10)国は市町村に対して直接的な技術的援助は行っていない。

(11)沖縄県内の市町村が国の補助金を利用してごみ処理施設を整備する場合は県の考え方が優先されることになる。

(12)沖縄県内の市町村は県の考え方ではなく、「国の計画」に即して各市町村の身の丈に合ったごみ処理計画を自主的に策定する必要がある。

(13)ごみ処理は市町村の「自治事務」である。

(14)平成28年度からは地方版総合戦略がスタートする。

(15)国は県の廃棄物処理計画よりも「国の計画」に即して各市町村が地元の社会的経済的な特性を考慮して自主的に策定するごみ処理計画を重視している。

とりあえず、箇条書きにしてみましたが、このブログは「国の計画」と「県の計画」との違いに着目することによって、県内の市町村が住民と一体となって各市町村の身の丈に合った持続可能なごみ処理計画を自主的に策定できるようになることを目的として書いている。・・・ということになります。

なお、このブログの管理者は、県内の各市町村の職員の皆様ではなく、住民の皆様と住民の代表である市町村の首長と議員の皆様を読者としてイメージしています。なぜなら、公務員という職業は自主性を発揮できない職業だからです。


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