大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2024年5月18日 活動報告 ハスの花芽がつきました!

2024-05-20 18:19:58 | 日記
今日は気温24℃、初夏の陽気のなかでの活動となりました。ハス品種見本園の藻取り、下草刈り、修景池のボートの移動などを行いました。

今年初のハスの蕾が出ています! バケツに植えてある小三色蓮(しょうさんしょくれん)です。他にも喜上眉梢(きじょうびしょう)、紅領巾(こうりょうきん)に蕾が。

昨年最初に花芽をつけたのは淀姫(よどひめ)でした。下の写真は2023年7月29日に咲いた淀姫です。

そして2024年のハス見本園の開放日が決まりました! 
開放日は7月13日、14日、21日、28日の4日間。
開門時間は、午前6:00-10:00となります。
7月13日と14日は、花園ハス祭りのイベントとして観蓮会も行います。

ポスターができましたら、あらためて告知させていただきます。

ハスを美しく咲かせるには、一年を通じてお世話をする必要がありますが、特にこの時期の藻取りは重要です。ハス見本園には木陰がないので、このような下を向く作業は、すぐ背中が熱くなり汗ばんできます。

見本園では、花つきが良いハスを育てるために様々な工夫をこらしています。例えば、鶏糞と牛糞のどちらが肥料として合うのか。大賀ハスなどいくつかのハスで比較実験を行うことにしました。


ようやく紅黄蝶(べにきちょう)を植え替えることができました。時期が遅れましたが、ハスの植え替えは力作業であり、経験や知識も必要なので慣れた男性ボランティアを中心に行っています。


アメリカ原産の黄色いハス、バージニアの生育が芳しくありません。なんと水中に巻き葉が一枚あるだけです! 例年ですと、この時期には浮葉がマスに広がっています。

水中の暗い影がバージニアの葉です。元気がありません。


アブラムシが大量発生しています。ハスは養分を吸い取られて葉も茎も曲がってしまいます。薬品をまいて対処します。


大賀一郎博士の奥様である大賀歌子さんの「すみれ花壇」にマリーゴールドなどを植えました。ハス見本園のとなりにあります。


すみれ花壇で咲き終わったすみれたちは、近くに移植しました。


修景池では、大賀ハスの立葉が元気よく茂っています。ここ数年、池に日が当たるように周りを整備し、水草や藻を取り除いていた効果が出ています。


修景池のボートを少し山のほうに移動しました。池のまわりのアクセスが良くなりました。


修景池の壊れた橋です。修理して、大賀ハスを眺めながら池のまわりを散策できるようにする予定です。


修景池の奥ではコウホネが咲き始めています。


ロータリーの皇帝ダリアは、エリアを広げて支柱を増やしました。メキシコやグアテマラ原産の皇帝ダリアは、5メートルの高さに成長するので、今のうちに竹で支えをつくっておきます。

今日の報告は以上です。

(担当: れい)
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2 コメント

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Unknown (Jadequest)
2024-05-22 09:36:21
ボランティアの皆さま、暑い中お疲れ様でした。既に蕾のあるハスもあるのですね。驚きました。観蓮会が今から楽しみです。😊
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Unknown (mmk)
2024-05-21 21:10:41
みなさま、好天、高温の中の作業、お疲れさまでした。修景池が整備されて、ぐるりを歩けると嬉しいですね。楽しみにしています。
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