大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2023年9月16日の活動報告 刈り取った果托を干しました

2023-09-18 13:31:06 | 日記
朝晩少しだけ涼しくなりましたが、日中は相変わらず厳しい暑さが続きます。今日も張り切ってハスたちの世話をします。あと一週間で秋のお彼岸の中日です。私たちのハス見本園でも、ヒガンバナが咲き始めました。


先日の9月11日には、台風13号が千葉県を直撃しました。物凄い雨で、茂原市など県内各所で川の氾濫による被害が出ました。千葉市花見川区にある旧東京大学農学部付属緑地植物実験所のハス見本園は、幸いにも大きな被害は出ていません。ただ、パネルを掲示した看板が倒れたり、倒木が若干出ています。

これは大賀ハスのふるさとの会の活動模様や、7月の一般開放日での催し物の案内などを紹介していたパネルです。耐用年数が長いシルバーシート(!)を被せてあります。さっそく起こして、しっかりと据え付けました。


今日はまだ残っている果托の刈り取り、前回刈り取った果托を干す作業、芝刈り機で刈った枯草を処分、ハス茶のための葉っぱの刈り取りなどを実施しました。
前回と同様にハスの葉裏には毛虫が発生しているとのことで、十分に気を付けながら果托やハス茶の葉っぱを刈り取りました。


枯草も前回処分しきれなかったものがたくさんあったので、それらを処分場へ運びます。今日はボーイスカウトの少年少女も活動に参加してくれました。


前回刈り取った果托や、今日新しく刈り取ったものを束ねてぶら下げて干します。


古い温室の中の作業です。あまり風がないので、蒸し風呂のよう。まだ始めてから一時間も経っていませんが、一度外に出て休憩をとりました。熱中症にならないように、冷蔵庫で冷やした飲み物をここまで持ってきて、皆さんに飲んでいただきました。


果托もいろいろ。変わった形もあります。

今日干した果托です。たくさんできました。


ハス茶を作るために、まだ緑が濃いきれいな葉っぱを刈り取りました。種類ごとに分けてあります。メンバーが家に持ち帰って葉っぱを刻んで干し、出汁パックに入れて作ります。できたものは次回以降の活動日に持ってきて、事務所の冷蔵庫に保管します。これを薬缶に入れて煮出すとハス茶ができるのです。


まだハスの花が咲いています。いくつかご紹介します。

艶陽天です。濃い紅色が冴えています。下はアップ写真です。


白いチェンマイ。ピンクの淀姫。


菊花粉。後ろに蕾も見えています。


そろそろハスの花も終わりです。今後は秋の作業に入ります。10月からもボランティア一同元気で活動したいですね。

今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)



コメント (1)
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