大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2022年9月3日の活動報告 妙蓮が咲きました 

2022-10-04 11:01:14 | 日記
9月に入って最初の活動日です。だいぶ秋の気候になってきました。今朝は曇り、気温25度、ただし少し蒸し暑いです。

今日は、ボランティア仲間の一人がお手伝いしているご縁で、千葉県福祉ふれあいプラザ主催のボランティア入門講座受講生の方々7名が、園芸ボランティアの体験として活動に参加されました。

今日の作業は、藻とり(できるだけ手で取る)、果托とり、ハス茶用の葉とり、周囲の雑草枯草処理などです。また正門から登ってくる道は、道路沿いの樹木から枯れ枝が落ちる可能性があるので、通行には気を付けること、そして見本園内にはハチも巣を作っている可能性があるので、くれぐれも気を付けるようにとの注意がありました。

9月になると、白系のハスの花はほとんど終わり、ピンク系の花が多いそうです。いつもカウントしてくださるSさんによると、今日は37本が開花中、蕾がまだ50本もあるそうです。

何よりもビッグニュースは、妙蓮が咲いたことです。過去に一度咲いているのですが、その後なかなか咲いてくれませんでした。(2017年7月29日のブログ記事をご参照ください。)

今年やっとこのように大きな花をつけました。上に見える果托は、隣のマスのものです。
トップ画像と下の写真は、いつも素敵な写真を撮ってくださるOさんからいただきました。
どうもこの花は花芯が二つになりそうな感じですね。

ボランティア入門講座の参加者が、大賀ハスのふるさとの会会長から説明を受けています。

この写真はボランティア入門講座の関係者Kさんからいただきました。参加者の皆さん、園芸ボランティア体験はいかがだったでしょうか?

大洒錦のところで、大きな葉っぱを見つけました。計ると直径80センチメートルありました。ボランティア仲間さんに葉っぱを広げてもらいました。ご覧の通りです。


果托とり、枯葉の除去、ハス茶用の葉の採取など、蒸し暑い中で作業が進みます。





果托は束ねて温室内にぶら下げて乾燥させます。ハスの茎はトゲがたくさんあるので、手が痛いです。手袋をはめて作業したこともありますが、案外やりにくくて、結局素手で行なっています。


これは、今日一番きれいに咲いていた花、D列の杏花春雨です。


また同じ列のマスでは、果托に水滴がたまっていて、朝日にキラキラ輝いて、とても綺麗でした。蕾がまだ出ていますね。


奥の方のスイレンのマスでは、一緒に育てているアサザがとてもたくさんの黄色い花を咲かせていました。

アサザの花のアップ写真です。これもOさんからいただきました。


今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)

コメント (1)
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