大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2020年2月1日 活動報告 環境整備と強風のあとの倒木被害

2020-02-03 22:07:44 | 日記
2020年2月1日の活動は、気温8℃、乾燥した曇り空のもとで行われました。主な作業は、蓮の見本園の藻とり、そして敷地の道路整備でした。

入口の坂を彩る椿が咲いていました。小ぶりの淡いピンク色の花が可愛らしいです。
蓮の見本園では、今年初の氷が張っていました!
張った氷の厚さは、気温の上昇とともに溶ける程度。今年は暖冬です。
氷が張っていない蓮のマスから藻をとりはじめました。
マスのなかの藻や苔は、冬でも日当たりが良いので増え続けます。とても重いので、マスの外に掻き出して、乾燥させてから移動します。
漁山紅蓮の実がマスの中から出てきました。見本園では、蓮根からの繁殖と開花を行っているので、実はすべて処分します。実から発芽した蓮は、他の品種と交配している可能性があるからです。


蓮の見本園へとつづく道路はいくつかありますが、ふだん利用していない奥の道を整備することにしました。
道路のうえを枝や落葉が覆っていて、アスファルトがまったく見えません。
まずは枝を道路わきに寄せます。すごい量です。

数メートルですが、アスファルトが見えてきました! 幅4メートルの道なので、きれいになれば車が一台とおります。

山の上のロータリーから整備をはじめ、やっと坂の下の門まで人が通れるほど開通したところで、今日の作業は終了です。屈強の男性メンバーたち、お疲れ様でした。


この冬の強風で倒れた桜の木です。根元から森のほうに向かって倒れています。道路に向かって倒れず、ほんとうに良かったです。倒れた枝先に桜の蕾がついているので、むき出しの根元に土をかけてあげました。果たして咲くのでしょうか?
椿の道の近くの森では、松の木が強風で半分に折れていました。下の写真では分かりづらいと思いますが、中央の松が右にぐにゃりと折れ曲がっているのが分かります。

下の写真は、ロータリー近くの別の木が折れたあとです。こちらは根元が残っています。


整備がすすんだ道の足元には、ユキノシタが。
今は大ぶりの紅い椿が満開です。

東屋の奥の河津桜の蕾がほころび始めています。
青空をバックに、よく見ると、河津桜の花がひとつだけ咲いていました! 春の訪れを実感しました。
その河津桜の幹にハラビロカマキリの卵が。このなかで数十匹ものカマキリの赤ちゃんが育っているのでしょうか。
最後にマンサクがきれいに咲いていたのでご紹介します。黄色い花を見ていると元気になりますね。
今日の活動報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (1)
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