大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

観蓮会2017 活動報告2 「蓮は平和の象徴なり」

2017-07-16 17:32:19 | 日記

今年の観蓮会は、昨年より多くの来場者にめぐまれ、地元の方だけでなく、東京などからも蓮を見に訪れる方が増えた印象でした。

ガイドツアーが三回行われました。6時半からの第一回目は、南先生がガイド役を。広場に集合して、ツアー開始です。

見本園につづく椿のトンネルで、蓮の写真を見ながらの説明があります。

緑のベスト姿が蓮の写真を撮影した会員O氏です。

緑のトンネルを抜けると、蓮たちが迎えてくれます。朝日を浴びる姿が幻想的。

南先生のお話と共に、見本園を練り歩きます。

1951年、この地で古代の蓮を求めて発掘していた大賀一郎博士は、蓮の実が古くても発芽する可能性があることを知っていました。その結果、古代の蓮が現代によみがえり、「大賀ハス」と名付けられ、この見本園の礎となります。

大賀ハスが発掘された地で、日本だけでなく、世界中の蓮を見ながらのツアーは特別な時間です。

見本園では、列ごとに蓮の名前と写真を明記した看板を設置しました。

大賀一郎博士が「蓮は平和の象徴なり」と言われたとおり、今でも多くの人をつなぎ、その心を和ませています。

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観蓮会2017 活動報告 1 ボランティア100人が朝5時に集合

2017-07-16 15:44:03 | 日記

7月15日、晴れの気温32℃のなかで、観蓮会2017が行われました! まずは、入口に看板が設置されます。

一年でこの時期だけ門が開かれます。

当日の朝5時、大賀ハスふるさとの会と花園ハス祭り実行委員会観蓮部のボランティアが約100人が集合しました。まだ薄暗いなかでの朝礼です。

入口の坂をのぼったところに、パネルを設置します。この地元で発掘された大賀ハスの歴史、ハスの生態などが紹介されています。

見本園につづく道には、ここで見られる蓮の写真が展示されます。

販売する花苗と蓮をならべます。蓮の販売は、大賀ハスのふるさとの会としては初の試みで、30鉢を用意しました。

蓮の実ケーキも販売されます。この他に、ポストカード販売と象鼻杯(ぞうびはい)という蓮の葉にお酒やお茶を注いで、茎の先端からそれを吸って飲むイベントコーナーが設置されました。前年に見本園で咲いた蓮の果托も販売されます。

準備の喧騒とは少し離れた奥の見本園では、蓮たちがいつもどおりの美しい姿で咲いていました。

いよいよ観蓮会のはじまりです!

 

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