なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

銀行のコンビニ風サービス

2011年11月11日 | 経済・社会
岐阜県大垣市の大垣共立銀行の”まごころサービス”
地方銀行らしく、地元の人達に親しまれています
銀行に用事が無くても、人が集まるそうです

大垣市民の82%、岐阜県民でも44%が共立銀行のカードを持っています
ネットバンキングを除けば、日本一のサービスをしています



1896年創業、行員2600人
愛知県や三重県に147店舗あり
現在11代目土屋嶢頭取は、18年前46歳全国最年少の頭取になりました

コンビにのようにきめ細かいサービスに転換してから
10年で1兆円増になりました

堅苦しくなく、コンビニのように入りやすい銀行で有りたい
立ち読み出来る雑誌も常時100冊はあります

  

防犯上タブーとされてきたお手洗いも店内に作り
無料でセルフサービスの喫茶コーナーもあります
お茶を飲みながら、ゆっくり相談に応じてもらえます

  

10年ほど前から、異業種研修制度があり
毎年7人ほどが、1年~1年半の研修をします

ホテルへ研修に行った人は、接客業
ガラス製造メーカーへ行った人は、品質管理や製造工程、工場安全など
コンビニで店長としての研修は、出勤後直ちに
売り上げチェックをし、経営に携わります

本業の融資ですが2万5000社有り、97%が地元中小企業です
地場産業の後押しをして、地域活性化に貢献しています

不振企業には、その原因を一緒に探し、助言して
最後まで面倒をみる経営コンサルタントような事もします

地元企業50社を集めて商談会も開いています
求める企業と売り込む企業を上手くまとめるのです



この他には、ドライブスルーが有ります
幼い子を連れて銀行に入らなくても
車に乗せたまま用事を済ませる事が出来、喜ばれています

前例にとらわれる事無く、自由な発想のサービスが出来るようにしています
堅苦しく無く、コンビニのような気軽さで来て貰いたいそうです