なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

林業の復活

2011年11月07日 | 経済・社会
日本は、国土の68.5%が森林で、その比率は世界第3位です
その内4割人工林で、間伐を怠ると
木が密集し、細くて根が育ちません
その結果、木が倒れ、土砂崩れの可能性も出てきます

 

安い外材が使用されると、国産は採算が取れなくなって
森は放置され、木の価値がさがってしまいます

熱をかけた時に、木は表面炭化するだけで、中身は無事ですが
は一定温度を越える辺りから、曲がり始めます

数値に表れない部分で、木材の良さが有ります
使って見れば分かる木の良さが見直されています

  

住友林業は、木の家の価値を楽しみながら学び
国産材住宅販売に力を入れています

全国の学校でも、木質化が受け入れられ
明るく暖かく感じると、児童たちにも歓迎され
木の良さが見直されています

住宅事情にも影響し、需要が上がっています
ヒノキ強度があり、耐久性(腐り難さ)があり匂いも良く需要が多いのです

   

ベンチャー企業の作る、木材とプラスチックの混合物「レンブロック」は
園芸やインテリア・玩具・名刺・折り紙まで用途を広げています

このように端材や張り合わせた集成材などを利用すれば
一本の木の価値が高くなり、森に入いるようになると
日本の森も活性化します

問題点は、小規模の林業家が多くコストが高くなりますが
流通も含めて全体のコストダウンを図り
競争力をつけることが重要だそうです

木材の自給率や新規就業者数も徐々に高くなっています
コンクリートの建物は、歴史も浅く耐久性はまだ未知ですが
日本本来の木造建造物は、何百年千年も持ちます

住み良い自然のためにも
林業の復活は大変良いことだと思います