映画「ファミリー・ツリー」

ジョージ・クルーニー主演　ハワイが舞台の「ファミリー・ツリー」
リゾート地で、又行ってみたい温暖な開放的土地柄です

　

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主人公マットはふたつの難題を前にしています
海の事故で意識不明の妻が入院中です

その妻が、浮気をしていたことを娘から知らされ大いに怒ります
父にそっぽを向いていた娘でしたが、だんだん力を合わせて行きます
そして、娘たちと共にリソート地にいる相手を確かめに行きます

　

相手は、家庭も有り、あっさり認めます
そして、妻の元に見舞いに来ます
後少しで、妻の生命維持装置をはずすことになっています


もうひとつの問題は、親戚と共有するカウアイ島の広大な一等地を
開発業者に売却すべきかどうかも悩んでいます
娘たちを連れて、その場所を見に来ました



もう少し、ハワイの楽しいリゾート的な映画と思っていました
自分だけが知らなかった妻の浮気、その後、海での不慮の事故
父親にとって、深刻な悩み多い映画でした

先祖から受け継いだ土地問題も、今はまだ売らないと決めました
親戚たちは、売却金で色々考えていましたので
以外に思いましたが、従わざるを得ません

妻の生命維持装置がはずされ沈む家庭、葬儀も終わりました
しかし、父娘の関係は良くなり、一家はこれから明るくなるでしょう

ＤＶＤ映画「アレキサンダー」

アレキサンダーの父は、最高神ゼウスとも言われ尊敬されていました
母は妖女で、何としても息子を立派な王にしたいと思っていました

　　

アレキサンダー自身も、若い時から優れていて
大きな期待が懸けられていました

　　　

敵陣を突破し一気に王を仕留める方法で
西アジアからエジプトまで征服しました

　　　

アレキサンダ－は勝ち続けますが
だんだん周囲の人たちの言葉が耳に入らなくなり
独裁になり、多くの部下の命を落としたり、批難されたりします

　　　

　　　

故郷を出て、８年間５０もの戦いをし、象と戦う国にまで来てしまい
大怪我をしてしまいます

　　　

やっと故郷に帰る決心をしましたが落ちつかず
再び異国への思いに駆られます

　　　

大帝国となったこの国を継がせる人も無く今度は黄泉の国へ旅立ちました
長い間、夢想家に手を焼いた人々もほっとしたのでしょうか

　　

ＤＶＤ映画「５線譜のラブレター」

回想風な描き方になっています
作曲家コールと妻リンダのラブストーリーです

優雅なパーティーがよく開かれています
大勢の人達が楽しんでいます

　　　

ヒラメもニシンも、金魚もトンボも、蜂、もキリギリスも
皆が楽しく恋が出来るような曲を作り、リンダに送ります

夫の作った曲にリンダも明るく歌い、愛を受け入れます

　　　

ベネチアの仮面舞踏会でも、コールは曲を弾きながら
周りのみんなを楽しませています

　　　

ヨーロッパで活躍していたコールは、ここベネチアから出て行きます

　

初めは、ハリウッドには行かないと言っていたコールですが
ホットで開放的な町が気に入りました

ハリウッドに来てから更に忙しくなり
ミュージックを幾つも書き、その舞台を夫婦で見に行きます

　　

いつもピアノに向かって曲を書いているコールですが
家族や友達と庭で寛ぐ、家庭的な一面も有ります

しかし、妻は病に侵され、だんだん弱っていきます
それでも、妻に愛を捧げる歌を残します

　　　

ＤＶＤ映画「戦場のピアニスト」

ピアニスト・シュピルマンの第二次大戦中の悲惨な体験です
演奏会やラジオで演奏活動をしていたシュピルマンです

　　

彼はユダヤ人でした
第二次大戦中、ドイツによって、ユダヤ人達は塀の中に押し込められ
理由も無く、無差別に銃殺されていきます

　　　　

そんな恐怖の中、今度は列車に乗せられ何処かへ連れて行かれました
しかし、シュピルマン乗りそびれてしまいました

　　

何とか塀の中から逃走しましたが、何処に居ても危険な事は同じです
知人を頼り、かくまわれますが、不安で一杯です

戦場で一人心細く生き延びています
有る時、ドイツ将校に見つかりますが、見事に弾いたピアノ演奏で
見逃してもらいます
その後も、食料を分けてもらったり、情報も知らせてくれます

その将校の名は、ヴィルム・ホーゼンフェルトと言い
１９５２年、ソ連の戦犯捕虜収容所で亡くなりました

　　

終戦を迎え、シュピルマンは元のピアニストに戻ることが出来
２０００年７月６日、８８歳で亡くなりました

　

ＤＶＤ映画「人生に乾杯」

レンタルショップで選んだ時は
人生をパッピーで終わる映画かと思いました

それが、腰を痛めている老人がいきなり銀行強盗をします
逃亡途中、自宅にいる妻を呼び出し一緒に逃げます

それも、強盗を繰り返しながら・・・
８１歳の夫が、７０歳の妻を連れてです

　　　

老人の割りに運転テクニックは確かで、いつも振り切って逃げ延びます
人生そのものがスリル満点だと、半ば楽しんでいるようでも有ります

　　　

ホテルで一息入れようとしますが、通報されて逃げる羽目になります
この事がニュースになり、年金だけでは、生活して行けないと
同世代からは、同情的な意見も出ています

　

怪我をした婦人警官を人質に逃げますが
最後の時には、「あなたは、ココまで」と解放します
そして、「お腹の赤ちゃんを大事にね」と・・・

　　

覚悟を決めた老夫婦は、待ち伏せを知りながら
道を塞いでいる大型車に突っ込んで炎上してしまいます

　　　

人質だった婦人警官も悲鳴をあげます
そんなに悪い人ではなかったと同情します
病院で手当てをして、彼と仲良く帰る後姿が印象的です

人生の最後に事故死を選んだ老夫婦の不幸と対照的に
これから幸せな生活が待っている若者です

　　

テレビ放送映画「アルマゲドン」

小惑星が、核兵器の衝撃の１万倍の力で地球にぶつかり
１兆トンの土や岩石を地球の周りに撒き散らし
１千年の間、太陽の光がさえぎられるようです
本当にぶつかれば、地球の滅亡です

　　　

地球を救うには、ぶつかる前に、その小惑星を爆破・分解させなければなりません
その作業をする為、選ばれた人達が２機の宇宙飛行機に乗り
命をかけて宇宙に飛び出します

　　　

宇宙ステーションにドッキングしますが、次々と起こるトラブルに合い
満足な作業が出来ずに、ステーションから離れ作業に入ります

もし失敗して、この小惑星が太平洋に激突すれば
高さ５Ｋｍの津波が時速１６００Ｋｍで押し寄せ
日本は消滅、オーストラリアは水没、全人口の半分は焼死
その後の氷河期で残りは凍死して、人類は滅亡していまう

　　　

宇宙船のトラブルは相変わらずで、作業は困難を極めます
遠隔操作での爆破は出来なくなり、誰か一人が犠牲になり手動での爆破となりました

　　　

犠牲になり、全世界の人々を救ったハッリーのお陰
大喜びをする各国の人達の様子です

多くの仲間を失い、命の危険にさらされながら生き残った人達の凱旋です

　　　

葉っぱ売ったら映画になった

徳島県上勝町は人口の約半分が６５歳以上の高齢者です
２５年前から、地域再生のため、葉っぱを売り始めました

高級料理の飾りに付け合せるのです
”つまもの”と言い、ココでは、”彩（いろどり）”と名づけました
映画「人生、いろどり」の撮影に地元の人達が出演しました

　　

椿、南天、梅、桜など３００種もあるそうです
平均年齢７０歳で、年商２億円だそうです

　　　

最高齢者は、針木ツネコさん８９歳
「こんな高齢になっても、仕事があるのはありがたい」

なんとタブレット端末を使い
出荷数や金額などを確認するのが楽しみの一つだそうです

　　　

映画の撮影のため、幾人もの俳優さんたちが訪れ
地元の人達もエキストラで出演し和やかな日を過ごしました

　　　

セリフはないけれど、演技も出来
一層、元気で長生きが出来そうです

　　

監督さんも　「自分の生まれ育った所をこんなに誇りに思って
住んで居られるのは、本当に素晴らしい」　と言っておられます

自分たちの事が、映画になり
それに出演でき、この上ない経験が出来とことを喜んでおられます

映画は、この秋、全国ロードショーが予定されています

　　　

日本列島 いきものたちの物語

南北３０００Ｋｍ、大小６８００もの島々からなる日本列島
四季の有る、変化に富んだ自然の中に
約９万種類と言う世界でも例を見ないほど
多種多様な生き物が暮らしています

森が多く、世界に誇れるとても美しい国です
この映画に描かれている他にも
まだまだ沢山の美しい所が有ります

北から南まで２０都道府県
約３０か所で、２年半にわたる長期撮影
撮影時間は１０００時間以上にのぼりました

日本のトップレベルのカメラマン・エキスパート２５人が終結
大震災に破壊されながらも、家族や絆を大切にして
日本列島に暮らす生き物たちと共に
命を育んでいく私たちには美しさを保っていく責任があります



タンチョウは、日本で見られる最も大型の鳥で
生涯同じ相手とペアになり、子育てをします

知床に住む沢山の鹿は
ここが日本かと思えるほどの野性味あふれる景色です

　 　





映画の幾つかの感動のシーンを紹介します

北海道・知床半島
ヒグマの兄弟の成長と独り立ちの記録です



いつも、お母さんと一緒にいますが
川を上ってくるマスを初めて自分で獲れました

　 　

北海道・釧路湿原
キタキツネ親子の子別れの掟です





北海道・襟裳岬
こどもアザラシ誕生　感動の瞬間



　

青森県・下北半島
北限のニホンザル親子の愛情物語



寒い冬が来て、木の上から、母さんを探しますが
見つからず、他の大人のサルからも、迷惑がられ、ひとりぽっちの可愛そうな子ザル

　

兵庫県・六甲山地
イノシシ母さんとウリボウ兄弟の愉快な冒険





鹿児島県・屋久島
神秘の島で生まれたサルとシカの不思議な絆





沖縄県南西諸島・西表島
カクレクマノミの子育て





東京都・小笠原諸島
ザトウクジラの親子や魚たちです

　　

映画「山本五十六」

戦争の体験をしていない人が多くを占めるようになった昨今
学校でも殆ど習わなかった戦争の本当の姿を描く作品は
知っておきたいと思います

誰よりも開戦に反対する立場を主張し約４０万人の将兵を預かる
連合艦隊司令長官山本五十六の生涯を描いています

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昭和１２年に勃発した支那事変が泥沼化する中
日本は支那を支援する米英と対抗するためにも
新たな勢力と手を携える必要がありました

それが日独伊の三国同盟です
陸軍のみならず、国民の多くもまた強大なナチスの力に
この軍事同盟に新たな希望を託していました

しかし、その世論に敢然と異を唱える人達がいます
海軍大臣米内光政(柄本明)・海軍次官山本五十六(役所広司)
軍務局長井上成美(柳葉敏郎)達です

彼らが反対する理由は、日本がドイツと結べば
必ずやアメリカとの戦争になります
数十倍の国力を持つアメリカとの戦は何としても避けなければならない

陸軍の脅しにも新聞記者たちの先導による世論の声にも屈することなく
まさに命を賭して反対を唱え続ける五十六達です

　　　

どうしても米国との戦争が避けられないと悟った五十六は
米国太平洋艦隊が停泊するハワイ、真珠湾を航空機によって奇襲

五十六は、その前に米国政府に宣戦布告を出すよう命じていたはずですが
徹底されていなかったようです

五十六は前代未聞のこの作戦を
軍令部の反対を押し切ってまで敢行します

それは世界に勝つためではなく、一刻も早く戦争を終わらせるための
苦渋に満ちた作戦でした

　　　

しかし致命傷を与える事は出来ず
反って反感をかってしまい
日本軍にも大きな被害が出てしまいます

　

五十六は何とか立て直して一刻も早く講和に持ち込もうと作戦をたて
機会を窺いますが中々上手くいかず前線を励ましに行く途中
攻撃を受け、飛行機もろとも墜落してしまいます

戦場から遠く離れた安全な所から指令を出す政府の人達
前線で働く多くの尊い命を無造作に扱っていませんか

何時の時代でもトップに立つ人は、保身ではなく
多くの庶民の思いを反映出来る政治をして欲しいと思います

ドラマ「花嫁の父」

幼くして母に死に別れた星野美音（貫地谷しほり）は
父里志（柳葉敏郎）と祖父紘一郎（橋爪功）との３人暮らし
男手一つで耳の不自由な娘を育て、嫁がせる感動のドラマです

あえて手話ではなく
筆文で意思を伝える父には、信念が有りました

世の中の殆どの人が手話が出来ません
そんな中で、生きて行かなくてはならないからです



仕事場で失恋した美音を、あえて東京へ一人旅に行かせます
スリに合って無一文になった美音を田中丸（向井理）が助けます

丸は捨て子だったのを船宿みやこ鳥の
田中三芳（ベンガル）郁子（松金よね子）夫婦に引き取られ
養子になっていました　　

　

美音を忘れられない丸は山古志までやって来てプロポーズします
びっくりする美音は心の準備が出来ていません
少し考えさせてと、丸を東京へ帰します

　　　

養い親の許しを得て、丸は美音の父に
結婚の申し込みに行き、意気投合します

　　

あまりの速さにびっくりする美音ですが
嬉しいに違いありません
二人とも、これまで寂しい思いで生きてきたと思います

　　

結婚式当日、父は家畜の世話や祖父の看病で遅れます

　

式に遅れた父ですが、披露宴の行われている船を捜しあて
船上の二人と手話でやり取りをします

男手一つで育てあげた娘の晴れ姿に
喜びと寂しさがこみ上げてくる手話の会話です

　　　

耳の不自由な娘の幸せを人一倍喜ぶと共に
健常者以上に、気を使ったであろうこれまでを思えば
寂しさもより大きなものでしょう

映画「源氏物語 千年の謎」

世界文学史上、最高峰の長編恋愛小説「源氏物語」
作者・紫式部（中谷美紀）を含め、絢爛豪華な平安絵巻です



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桐壺帝(榎木孝明)の寵愛を受け、母・桐壺更衣（真木よう子）から生まれ
輝くばかりの美少年に成長した光源氏（生田斗真）

鶴橋監督は、光源氏の干し草と蜂蜜の匂いが混じったよう
ピュアな青春を描こうとしたそうです

恋に悩む光源氏は気持ちを抑え切れません
あちらへ、こちらへ通います

　　　

源氏の正妻・葵の上（多部未華子）
余り愛されないで、六条の御息所に呪われる気の毒な后です

　

源氏の寵愛を受ける可憐な夕顔（芦名星）

　

源氏の年上の愛人・六条御息所（田中麗奈）
全てをかけて源氏を愛したが為
嫉妬心からか、源氏に心を寄せる人達を生霊になって苦しめます



父桐壺帝の后・藤壺（真木よう子）
源氏は母・桐壺更衣の面影を藤壺に抱き
二人は禁断の恋に落ちます
その後、藤壺は王子を産みますが・・・

　

ゆるやかな時が流れるような宮中の豪華さ
きらびやかで、別世界の空間です

　　　　

宮中で暮らす方々も優雅に過ごします

ステキな金縛り

三谷幸喜作品は面白い映画というイメージが有ります
もう一つ、キャストが豪華です
1シーンしか出番が無い俳優さんたち

舞台は、殆どが法廷です

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ＴＶのコマーシャルでよく見かけていた
西田敏行さん（更科六兵衛）の落ち武者姿の幽霊

深津絵里さん（宝生エミ）の頼りなそうな弁護士が
ボスの速水悠（阿部寛）はじめ周りの助けを借り
何とか無罪を勝ち取ります

妻（竹内結子）殺しの被告（矢部五郎）の依頼を受けたエリは
被告の証言で山奥の落ち武者が居たという宿へ行き
そこで、問題の落ち武者・六兵衛に出会い
嫌がるのを無理に連れて来ます

これら出現する”向こうの世界”の人達は
ごく一部の人にしか見えません
その人達の共通点は、シナモンを好むことみたいです

検事の中井貴一（小佐野徹）は、見えないふりをしていましたが
本当は見えていたことが、バレてしまいます



見えない証人を、法廷に連れてきますが
姿や言葉が一部の人にしか分からないので
ハーモニカを、Ｙｅｓが１回、Ｎｏが２回鳴らすようにします
（賢い犬に解答させる時のように）



同じ事の繰り返しで、中々進まない法廷ですが
この辺りが、少し退屈するかも・・・

謎解きと言うより”向こうの世界”から
色々な人の手を借り、被害者を探してきて
本人の口から証言してもらい無罪を勝ち取ります

死んだのは、実は姉の日野風子（竹内結子）で
妹の矢部玲子（竹内結子二役）は姉と入れ替わって
姉の夫日野勉（山本耕二）と何やら企んでいます



映画の中の人には、全ての行動が見えていないのですが
所々で、何もない相手に芝居されているのを見て”笑い”です

映画 三銃士 王妃の首飾りと・・・

映画「三銃士・王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」




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１７世紀、アトス、アラミス、ポルトスの三銃士に憧れ
主人公の若きダルタニアンは、パリにやって来ます



気が強く、向こう見ずなダルタニアンは
国王に使える近衛銃士隊に入ろうとパリに向かいます

無鉄砲にも、試合を挑み、いきなり痛い洗礼をあびます
自分の腕も省みず、三銃士を呼び出し仲間に加わります



反国王側のリシュリュー卿を、やっつけることになります
そこには、女ながら手ごわい美女ミラディがいます

彼女に、大切な王妃の首飾りを盗まれ
三銃士とダルタニアンは
取り戻すためにイギリスへ向かいます



二隻の飛行船の迫力のある戦いが見ものです
人質になったダルタニアンを救うべく
三銃士達は、知恵を絞り、駆け引きをしながら闘います



二隻の飛行船は、闘いながらパリに戻ってきます
国王の誕生の祝いの席で、王女と踊る時に
あの首飾りをつける約束が何とか叶いました

銃士達は、国王の失脚をねらうリシュリュー卿の家来たちを負かし
若き国王夫妻を守りました

映画「はやぶさ」

あきらめない勇気を与えてくれた小惑星探査機”はやぶさ”

２００３年５月９日打ち上げられ
７年間・６億Ｋｍに及ぶ旅のエピソードは
１本の映画には、語りつくせない物があると思います

決して諦めることなく、その旅を支え
見つめ続け、困難と闘い続けた人達の感動の実話です
（主人公の水沢恵だけ実際のモデルはないということです）



　　


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２００２年夏、古本屋でアルバイトをしている主人公水沢恵（竹内結子）に
宇宙科学研究所の的場泰弘（西田敏行）室長から電話があり
やがて打ち上げられる”はやぶさ”のスタッフの一員になります

２００３年５月に打ち上げられた”はやぶさ”は
２００５年９月１２日、小惑星イトカワの上空に到着し
撮影されたイトカワの写真は、みんなを感激させました

ところが、イトカワのサンプルを持ち帰るための着陸に失敗
ここから苦難が始まりました

不時着の際、機体が損傷したであろうこと
化学エンジンの故障で燃料漏れを起こし
姿勢を制御出来なくなり、地球との通信が途絶え　てしまいます

広大な宇宙で迷子になってしまった”はやぶさ”
これまで行方不明になった探査機が見つかったことはありません

このままでは、予算カットでプロジェクトは終了
そんな事になったら、今までの苦労が水の泡です

スタッフたちは、それぞれが考えられる限りの知恵をしぼり
根気良く、懸命に行方を捜します

これこそドラマかと思える事が起こりました
半年ほど経った頃、奇跡的に”はやぶさ”からの信号をキャッチ
不安な長い長いトンネルから、やっと抜けたようです

度重なる困難にも、スタッフの諦めない努力、信じあえる人間関係
長い年月、一つの目的に向かって苦労を共に突き進むロマンがありました

映画「ドッグ・ポリス 純白の絆」

ひょんなことから、犬の出産に立会い
死産かと思われた白い子犬を懸命に、こすり暖め
生き返らせた警察官の早川勇作（市原隼人）でした

シロが元気に成長した時、再び運命の出会いをします
警視庁警備部警備二課装備第四係、警察犬を目指すシロがいます

　　　

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早川は、検挙率が抜群に良いが、一人行動をし協調性に欠けるという事で
警備部に移転させられます

そこは警察犬とそのハンドラーが所属し
災害時の人名救助や、爆発物の捜索から犯人の制圧までの
警備出動を担いますが、出動機会が無く
他の警察部署からは、「犬屋」とさげすまれていました

そんな時、爆発事故が続きます
そして、やっと警備犬の要請が来ます

しかし、優秀が故に、近寄りすぎ犠牲になる警備犬もいます
大きな施設の、人の気づかない鴨居に仕掛けられた爆発物を見つけ
大勢の命を救います

　

捜査員たちが、右往左往している間を抜け
懸命に追いかけるシロと早川、又も単独行動ですが
告げる間も無く、犯人を追い、地下鉄の線路を走り、ハラハラドキドキ
着いた資材置き場での格闘シーン・爆発シーンの迫力

　　

シロが助けを呼びに戻り、早川の先輩の水野夏希（戸田恵梨香）を
連れて来ますが、水野もなぜ皆を連れて来なかったのか、疑問が残ります

やっとの事で早川を助けた水野とシロの後を
大爆発した炎が追っかけて来ます・・・