なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

三重苦の日本企業(震災・円高・タイ洪水)

2011年11月23日 | 経済・社会
親日的で、微笑みの国と言われるタイ
手先が器用で、真面目なところは日本人と似ています

だから、2000社を超える日本企業が進出
今回の大洪水で、大きな被害に合った自動車業界

   

タイの車の9割が日本車といわれる
水没してしまった工場を、一刻も早く復興させ、生産を始めたい

一部の部品が止まると、車の生産が出来ず
他の部品も要らないことになります
少しでも早く、通常に戻りたい



水没した工場から、金型を取り出す作業
それを錆びないうちに洗浄して守ります

  

洪水はバンコクにまで侵入
日常生活に支障をきたします

  

大阪府八尾市に本社のある、イオミック
ゴルフクラブのグリップの製造会社

心配でタイ工場を見に来た鉢呂敏彦社長
ヨーロッパに向け、納期が早く給料の安いタイに進出

納期は半分に短縮(ヨーロッパに日本からは1カ月、タイから2週間)
給料は1/14(日本は28万2306円、タイは2万0750円)
被害分散のため、東南アジアの他の国も模索

  

バンコクから1時間の所に有るチョンプリー
中小企業支援のため出来た工業団地

タイの日本企業誘致策で、5年間法人税免除
洪水の無かったこちらに避難した企業も有りました

 

東北大震災円高、そしてタイの大洪水
三重苦に巻き込まれた多くの日本企業

試練を乗り越えることで、ステップアップ出来ると信じ
物作りニッポンは、頑張っています