なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

バブル経済から20年=欧米も同じ

2011年11月13日 | 政治
池上彰経済教室

日本がバブル崩壊後たどった道を
欧米各国が今同じような状態に陥っているそうです

当時の日本の”日銀の苦労”が今になって分かる
中央銀行の取る方法が非常に難しいと実感しているそうです



1985年、竹下登大蔵大臣の時
ニューヨークのプラザホテルでの”プラザ合意”の後
急激な円高・ドル安になり、輸出産業が大打撃



円高不況になり、金利を引き下げ2.5%(1987年)
企業は銀行からの借り入れをし、財テクに走ります



土地を買いあさり、地価高騰土地は上がり続けるものだと思い込んでいました(土地神話)
東京23区の地価と全米の地価が同額と言う信じられない事が起きました

 

空前の株ブームで日経平均株価38957円(1989年12月)
上がり過ぎた土地が買えない人は
高級車・高級品を買うようになりました



あまりの財テクブームに大蔵省は1990年3月
「総量規制」で銀行に、不動産向け融資を抑制するよう指導
地価税」2.5%~6.0%かけることによって
土地を買う人が無くなり、地価は大暴落しました

ついにバブルは崩壊しました
それ以後、地価と株価は下がり続けます



不景気が続き、税収が減りその分、国債(借金)が増えていきます



景気対策のため公共事業に力を入れます
政治家は、地元の建設会社に公共事業を続けさせ、財政赤字はどんどん増えます



福祉に於いても、人口構造が何時までも良い状況だとしていたのが
今では、少子高齢化で、年金制度も危ぶまれています



日本の福祉は、小負担中福祉で赤字が増えていきます
また、東北大震災の復興費も大きな金額になるでしょう
増えるばかりの赤字は、全部国民の税金になります