国際学どうでしょう

私が気にしている情報のメモ

高耀潔氏、米国への出国を認められる

2007-02-19 14:06:49 | 時事問題
2月1日以来自宅監禁の状態にあった、エイズ研究者・高耀潔氏の米国への出国が16日に認められた。高耀潔氏は米国では、女性の地位向上を図る「バイタル・ボイス・グローバル・パートナーシップ」からの表彰を受ける予定である。「バイタル・ボイス・グローバル・パートナーシップ」の名誉議長であるヒラリー・クリントン上院議員は、この知らせを中国大使から聞いた、「喜ばしい」、高耀潔氏は自由に米国を旅行できると確信していると述べた。

高耀潔氏に対する決定について、ニューヨークタイムズでは中国が国際的世論の圧力に屈したと書いている。(Detained AIDS Doctor Allowed to Visit U.S. Later, China Says - New York Times, http://www.nytimes.com/2007/02/17/world/asia/17gao.html)他方朝日新聞では「胡主席や呉儀副首相の指示があったので、省当局は出国を許可せざるを得なくなったと聞いている」という高耀潔氏の言葉を伝えている。(農村でエイズ治療の中国医師、米出国へ 胡主席ら許可か(朝日新聞) - goo ニュース、http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2007021801440.html)二つの記事が矛盾するわけではないことはいうまでもない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする