小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

第6回 イカダでGO!根井沼浮島探検

2014-09-09 | 自然楽校
9月7日、『イカダでGO!根井沼浮島探検』を行いました。
自然楽校で4年ぶりのイカダ大作戦です
この日は親子9組19名の探検隊で浮島探検にチャレンジしました

探検に必要な道具を自分たちで準備するところから始めます。


『よいしょ、よいしょ。』 子どもたちが力を合わせてイカダを広い場所に運びます。

イカダを裏返してタイヤを並べたら・・・

タイヤをイカダに結び付けます。
水上でタイヤがとれないようにギュッと結ばなくてはなりません。
ここでお父さんお母さんの出番です


親子で力を合わせてタイヤとイカダを結びます。


イカダ完成~ いざ!根井沼へ


無事、乗ることができるでしょうか・・・


やったー 乗れた

子どもたち&お父さんチーム。お父さんたち、少年の顔になっています

『イカダ楽しい』 お母さんたちの笑顔が弾けます。
体験を本気で楽しむ大人たち。その大人の笑顔に子どもたちも誘われるんです


イカダ&カヌーの浮島探検隊。浮島目指してレッツゴー

右側の薄い緑色の島が浮島です。浮島まであとわんか。

浮島に上陸


『ふかふかしてる!』
『この前(5月)来た時より草がたくさん伸びてる!』
『この前とはちがう上陸ポイント?!島が動いてるんだね。』


浮島はヨシなどの植物の遺骸が完全に分解されないまま堆積してできた泥炭層が
水面に浮いている状態で、岸から切り離されると島のようになります。
根井沼の浮島の層は約2mあり、2000年近くかかってできたと言われています

まさに、浮いている島だとわかる現象がこちら。

同じ場所にずっと立っていると、足元が沈みじわじわと水が増えてきて・・・

       ↓ 
数分後にはこんなに浸水しました


長靴が水没する子どもたちが続出。
島が沈む イカダ&カヌーに乗って脱出だ~



男子諸君お母さんをサポートしてけっぱって漕いでます。

レディースチーム。イカダの上に素敵な笑顔の花がいっぱい

全員無事に脱出成功


根井では身近な根井沼に当たり前のようにある浮島ですが、実はとっても貴重な島。
島が浮いているということを実際に体験できる環境はなかなかないと思います。
そんな浮島への上陸作戦にイカダとカヌーを漕いで渡るという今回のチャレンジ
イカダはカヌー以上に漕ぎ手の息を合わせることが重要です。
親子で、友達同士で協力して漕ぐ体験は、人とのコミュニケーションや、
スムーズに進むためにどうしたらよいか考えて試行錯誤することなど、
「生きる力」 につながる体験となったことでしょう。


次回の自然楽校は、10月19日(日) 『蔦沼&田代湿原の紅葉ハイキング』 です




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