小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

わくわくQajaq作り♪ My Qajaq作るどー!(1)

2017-02-23 | スキンカヤック
こんにちは。まりもです。先週末から、ついにMy Qajaq作りを始めました。
今回は以前登場したHAPPY号を解体し、使える材料をリユースしてQajaqを作り直します。

  
HAPPY号は全長約6mとビッグサイズ☆ これをサイズダウンして、私のサイズに作り直します。

まず、コックピットを外し、

 
スキンと縫い合わせたシニューを切ると、コックピットフレームが本体から外れました。コックピットフレームもビッグサイズです☆

続いて、船体布を切り・・・

 
「新たないのちを吹き込むからね。」と思いながら作業を進めていきました。

 
両端は隊長にも手伝ってもらいました。

フレームと船体布を分離!
普段見ているのは「フレーム」または「完成したQajaq」なので、船体布の中にフレームが入っている状態を見るのは新鮮でした。

 
卵の殻に守られるように、船体布にすっぽり収まっているフレーム。きれいだなぁ~。


続いて、フレーム(ハル部分)の解体へ。はじめに、チャインを取り外します。
リブとチャインを結っている“シニュー”をハサミでチョキチョキ切ると、あっという間にチャインが外れました。

 

キールもチャインと同じくチョキチョキ。唯一、手間取ったのがここ!
“ダボ”によってしっかり固定されていて、なかなか抜けません。再び隊長にヘルプを要請

 
 
作る際はダボを打ち込むので、実際にどのように入っているのか分かりづらいですが、こうして解体してみると、仕組みがよくわかりました。なるほど~。

続いてリブを抜きます。リブはあっさり抜けました(笑)

 
さすがにリブのリユースは難しいので、新たな材を曲げて作ります。

フレーム(デッキ)を下向き→上向きにし、一呼吸。
来月の「スキンカヤック製作講座」までに、スタートからこの状態まで作り上げたいです。けっぱるどー!(^O^)/

 
隊長はQajaqを触っている時、いつも本当に楽しそうです。この時も上機嫌で“シェー”のポーズ(笑)

さらにもう一息。ブレストフックとエンドピースも外してこの日の作業はここまで。

 


はじめから材料を組み立てる時には、作業工程や全体像が掴みにくかったけれど、こうして解体から始めると、全体像を掴んでから作業工程の逆順を追っていくことで、実際の作業手順をイメージすることができ、各パーツの役割や組み立てる際のポイントを知ることができて良いと思いました。
残る解体作業は、レインフォースメント、マシック、ビームを取り外し、ガンネルと分離させること。あっという間にできるでしょう 解体後は、採寸した寸法に合わせて材料を加工し、組み立てへ。たのしみだなぁあ
わくわくQajaq作りおもへ~


Information
3月1日(水)~5日(日)、小川原湖自然楽校にて 『第2回グリーンランドスタイルスキンカヤック製作講座』を開催します。
ワークショップ形式で、メインフレームの製作を行ないます。「カヤック作りは初めて」という方でも大丈夫大歓迎です
詳細はこちら『第2回グリーンランドスタイルスキンカヤック製作講座』




まりも



小川原湖自然楽校
  Tel:0176-50-8611 Fax:0176-50-8612 メール:s-canoe@viola.ocn.ne.jp 
 HP → http://ogawarako.yu-yake.com/
 Face book → https://www.facebook.com/Ogawarako.Nature.School/#


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Eiichi)
2017-02-23 11:20:45
新たな命を吹き込む…いいですねー!

パーツの交換を前提にするならダボ固定は極力避けた方がいいかも知れないね。まぁ色々悩むのも醍醐味。頑張って。
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ホ! ホ? ホゾー?! (まりも)
2017-02-23 15:33:19
Eiichiさん、こんにちは。
ダボ固定でないということは・・・ホゾ組みということですよね?! う~ん、初心者にはなかなかの難易度ですが、作るのは大変でも、パーツの交換や修理のことを考えると、その方が良いのかもしれませんね。
と言いつつ、今からホゾ組みをしていたらSUPER GUTS2に間に合わないのでは?!との一抹の不安が
色々悩みつつ、試行錯誤しつつ、けっぱります
返信する

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