小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

2016年度小川原湖自然楽校 入校募集

2016-04-25 | 自然楽校
親子でいっしょに自然体験~今しかできない体験がここにある!~


小川原湖自然楽校では、2016年度次のような事業を行います。
“ふるさと”青森の大自然の中で、四季折々の自然体験を親子でいっしょに共有します。
小川原湖や小川原湖周辺の自然に興味があり、小川原湖でさまざまな自然観察や
自然体験をしてみたい小学生、中学生とその保護者の皆さんの入校をお待ちしています。

年間事業予定
 5月 春のブナ林観察会
 6月 仏沼の野鳥と水生生物の観察会
 7月 高瀬川カヌー下り
 8月 小川原湖水草観察
 9月 小田内沼浮島探検
10月 蔦沼と田代湿原の紅葉ハイキング
11月 科学体験
12月 リース作り&クリスマス会
 1月 小川原湖の冬の野鳥観察
 2月 ブナ林でスノーシュー体験
 3月 宇宙体験・ロケットを作って打ち上げよう

≪入校の条件≫
○11回の事業のうち、5回以上参加できる見込みがあること。
○会場まで保護者が子どもを送迎し、保護者も子どもといっしょに活動ができること。

対 象 : 小学3年生~中学3年生の子どもとその保護者(子どものみの入校は不可)
定 員 : 30名程度(複数の兄弟も可)
会 費 : 年会費(一括徴収) 3,000円/人(郵券料、保険料等)
      別途、各回ごとに500円~2,000円/人(講師料、材料費等)
締切り : 5月31日(火)

※募集内容の詳細は小川原湖自然楽校HPをご覧ください。

申込み・問い合わせ
小川原湖自然楽校(Tel:0176-50-8611)


「2015小川原湖自然楽校」 高瀬川カヌー下りの様子












“いまどき”の子ども

2016-04-17 | 日記
今日も根井団体活動センターに近所の子どもたちが遊びに来ました
外は春の嵐。風が強まり、さらに雨の音が混ざって少し経った頃、中学生になったばかりのIくんが、
外に停めた自転車を玄関の中に入れたいと言ってきたので一緒に玄関へ。

小柄のIくんには少し大きめの自転車をなんとか収納したIくんは、一瞬立ち止まり『ついでだから入れようかな。』
と言って再び外へ行き、雨の中、フードをかぶって友達の自転車(2台) も運んできました。

3台とも収納した後、「お疲れさま、濡れちゃったね。」 と声を掛けると、
『大丈夫です。遊んでいる間に乾きますから。』 と爽やかに答え、また体育館に戻って行ったIくん。


―自分以外の人や物のことにも気が付いて、行動できる―

“いまどきの子どもは・・・”と聞くことも、時には言いたくなってしまうこともありますが
時代に関わらずこういう子どもがいるんだなぁ~と、なんだかホッとしました。

近年、「自己中」で他人や自分以外の物事に無関心な人々が増えているということも耳にしますが、どんな人も
幼い頃は素直で優しい心を持ちながら、成長の過程で様々な影響を受け、少しずつ変化していくのだろうなぁ
と思いました。

どうか、Iくんがその心を持ったまま大きくなりますように…
そして、自分自身もIくんのような心を持ち続けようと思った出来事でした。


まっすぐにそれぞれの花を咲かせてほしいです。(イチリンソウ)





みねちゃん

みーちゃんの目覚め

2016-04-17 | 日記
みーちゃんは、自然楽校のアイドルです。
春になるのが待ち遠しい理由の一つが、この“みーちゃん”
いつも話しかけては色んなことを聞いてもらっている癒しの存在で、みーちゃんが冬眠している間は
まぁ~寂しかったのですが(笑)、ようやく冬眠から覚める時期になりました。



実は、先月末あたりから目は覚めていたものの、寝ぼけている様子でじっと動かずにいたみーちゃん。
気候も寒暖の差が激しかったため、そっとしておきました。

昨日様子を見に近付いてみると、ゴソ ゴソ・・・ゴンという物音が。
みーちゃんの『起きたよー!』の合図です。

みーちゃん、おはよう~!



箱から出すと、ノソノソ動き出し、首をなが~く伸ばしたり、キョロキョロと周りの様子を伺うみーちゃん。
久しぶりの外の世界に警戒しているのか、ちょっと近付くとビュンッとすばやく首を引っ込めていました。



餌をあげてみたものの興味を示しませんでした。まだ、お腹が空いてないのかな?
もうしばらくすると、食欲旺盛なみーちゃんが復活するでしょう。

今年も元気に目覚めてくれてよかったです


(おまけ)
冬眠から覚めたみーちゃんを初めて見たとき、数ヶ月間水を替えていなくても、ほとんど汚れていない
ことにビックリしました。冬眠中は何も食べず、排泄もしないというのは、こういうことなのかと実感
何も食べずに眠り続けるなんて・・・すごいなぁ



みねちゃん







さくらとカエルと雨上がり

2016-04-10 | 日記
こんにちは。4月に入り、ようやく春らしくなってきましたね
東北地方でも桜の便りが聞かれてきましたが、自然楽校の桜の蕾も少しずつ膨らんできました。
 


ポカポカ陽気と春の嵐が交互にやってきて、不安定な春のお天気。
雨上がりの昨日、校庭に大きな水溜りが広がっていました。

 
ここで子どもたちと走り回って遊んだら面白いだろうなぁ
 
近所の畑では、土の中の水分が温められて湯気が出ていました。 水溜りをのぞいてみると、水の中に太陽が
 
冬の間、雪の下でじっとしていた草花たち。水と太陽をいっぱい浴びてキラキラしていました。


玄関前の池で、隊長が何かを発見

 
カエルの卵だぁ~ よく見てみると、あちらこちらにたくさんの卵が産みつけられていました。
夏の夜、ここからカエル合唱団の賑やかな歌声が聴こえてきます。


蕾から花が、冬芽から葉が、卵から幼生が・・・春はいきものたちの生命力が溢れています。
色彩に乏しかった風景が、日に日に彩りを増し、植物が成長するにつれて動物たちの営みが活発になっていきます。

新生活が始まり、何かと慌ただしく過ぎていく季節ですが、ふと立ち止まって自然の様子に目を向けてみると、
ちょっぴり元気になったり、小さな発見があるかもしれませんね