小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

三沢市子ども会研修会のお手伝い

2015-01-10 | 協働
本日、三沢市子ども会育成協議会が主催する研修会の、自然体験プログラム指導に行ってきました。今回は六戸町子ども会との合同研修で、約50名の子ども・ジュニアリーダーが参加していて、とっても賑やかでした


宿泊施設の周辺を散策してみると、雪の上に動物たちの足跡が残っていました。


なんの動物の足跡かわかるかな?

冬芽と葉痕も見つけました!

何に見える? →『顔!』『宇宙人!』


『なんの木だろう?』
冬芽の観察シートを見ながら相談中。


トチの冬芽の表面を触るとビックリ
『うわぁ~ベタベタする


観察の後は、協調性とアイディア、チームワークが勝利の鍵となるゲーをしました。


ゴールから全然違う方向に進んでいったり、コップの真上でボールを落としてしまったり、
どのチームも悪戦苦闘しながら十数回チャレンジを繰り返していました。

成功した順にそれぞれのチームで勝因を考え、大事なことは何かを学びました。
Q:どうやったら成功したかな?
A:コップの周りをトイで囲った。〇〇リーダーが声をかけてくれた。みんなでがんばった。
アイディアを出す人、チームを引っ張る人、互いに声を掛け合うこと、気持ちを一つにがんばること等、誰かと何かをする時や、リーダーとして成長するために必要なことを学び合いました。

全チームが成功すると、誰かが『全員でやろう!』と言い出し、全員でのチャレンジが始まりました

50人のロングバージョン。

ボールが通過した後、最後尾に回るのも大変です

4回目のチャレンジで大成功
みんな、がんばったね


と、良いタイミングで(?)雪が降ってきたので、室内に移動し、環境教育プログラムを行いました。
「オー!ディア」というプログラムでは、鹿役と要素役(住みか、水、食べ物)に分かれて、自然の営みを学びました。




全国的に少なくなってしまった子ども会ですが、三沢では冬の寒さの中でも元気いっぱいの子どもたちと、リーダーとして小学生をしっかり引っ張っている中学生、そして高校を卒業したOB・OGたちもサポートメンバーとして活動を支えています。子ども会は、異年齢の仲間とのふれあい、リーダーとしての成長、地域とのつながり等々、家庭や学校以外での子どもたちの育ちの環境として素晴らしいものの一つだと思います。
小川原湖自然楽校は三沢市子ども会育成協議会と“地域の子どもたちのための活動”という想いを共有し、活動のお手伝いをしています。夏も楽しい企画を予定していますので、ぜひご参加ください














国土交通省 河川協力団体に指定

2014-05-08 | 協働
小川原湖自然楽校が国土交通省の河川協力団体に指定されました
河川協力団体制度は、「水防法及び河川法の一部を改正する法律」(平成25年7月11日施行)により
創設された制度で、自発的に河川の維持、河川環境の保全等に関する活動を行う民間団体等を支援
するものです。詳細はこちら→国土交通省ホームページ『河川協力団体制度』

7日、根井団体活動センターにて河川協力団体指定証交付式が行われ、東北地方整備局 
高瀬川河川事務所長より、河川協力団体指定証を受け取りました。



小川原湖自然楽校では、これまで高瀬川(小川原湖)でのカヌー体験や小川原湖の水草観察・調査、
水辺の安全講習、防災教育等の活動を行ってきましたが、今後も高瀬川河川事務所と連携しながら、
高瀬川の環境整備や魅力発信をしていきたいと思います


この日、高瀬川管理事務所の方々が活動センター内の「根井ミュージアム」を見学されました
ここは旧根井小学校の子どもたちが制作した高瀬川(小川原湖)に関する資料や自作のカヌー、
縄文時代の小川原湖のジオラマ(子どもたちの手作り)、小川原湖のマリモなどを展示しています。






  ↑ 緑色のが小川原湖のマリモです。

活動センターが開いている時にはいつでも見学可なので、高瀬川(小川原)のことならぜひココに
見学に来てください