小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

冬体験スノーキャンプ 2日目

2013-04-03 | 自然楽校

2日目 ブナの森探検

ミニ白神の森をスノーシューで探検しました。

ミニ白神に行く道中は、雪の回廊が続きます。

八戸から参加した子は『道路にこんなに雪が積もっているのは初めて見た!』、
『ここも青森県?!』と興奮気味でした。同じ青森県でも地域によってこんな違いがあるんだ
ということを、自分の目で見て感じ取っていました。

さらに、この道中では素敵なサプライズが

道路にサルの親子が現れ、子どもたちは大はしゃぎ
またまた、『初めて見たー!』の連発でした。



そうこうしているうちに、ブナの森に到着。スノーシューをはいて出発です。



雪で覆われた森の中。積雪は2m以上あります。


2m下りて2m上って橋を渡ります。

冬の森では他の季節には見られない景色や発見が沢山あります。


トチの冬芽。表面がネバネバしています。


オオカメノキの冬芽と葉痕。
葉痕は人によって見える形が様々。
『なんの形に見える?』
『宇宙人!!』


雪の上にウサギの糞が転がっていました。
『全然臭くないよー』 


さらに森の奥へと進む探検隊

森の奥に湧水を発見!
空のペットボトルにおいしい水をたっぷり入れて持ち帰りました。
最高で9本のペットボトルを持ってきた子もいました



『水、め~!』

いっぱい歩いておなかはペコペコ。やっとお昼ごはんだー!と喜ぶ子どもたち。
『ん?でもどこで食べるの?』
『ん?ここ。ここで食べるはんで自分たちで作ってみー。』
と、子どもたちに渡されたのは一本のスコップ。
子どもたちだけで作り上げ、こんなに立派なテーブルが出来ました


森の中で食べるごはんはサイコー!

帰り道では、クマ棚のあるブナの木を見つけました。
幹にはクマの爪の跡がくっきり。



子どもたちはただただ・・・『すげぇ~!!』

ブナの森探検隊は、クマと遭遇することもなく無事生還しました。


7人の勇敢な探検隊員たち


探検から帰ってきたら、今夜の寝床(イグルー)作りです。
気温が高すぎて雪のブロックを上積みすると崩れる可能性があるので、壁面の隙間を埋めて補強し、
天井には1日目と同じようにブルーシートをかけます。


風が入らないように隙間を埋め、凹凸のあるところは削って表面を滑らかにします。

この日イグルーで寝る3人は、内側からも丹念に補強。


夕飯までは自由時間。
本を読んだりトランプをしたり、思い思いに過ごす子どもたち・・・の一角で何やら熱気が?!
隊長小学3年生のRくんの将棋対決が繰り広げられていました。



将棋は隊長の2連勝。続いて、オセロ対決です。


男と男の真剣勝負。

オセロ対決は引き分け。勝負の行方はじゃんけん対決に・・・
結果、隊長の勝利
『まだまだ子どもになんか負けねーぞ!』
遊びも勝負も子ども以上に真剣に楽しむ。
小川原湖自然楽校のモットーです


熱い夜は更け、あっというまに就寝の時間。
この日の夜は後発隊の3人がイグルーで寝ました。

上から何か落ちてくるかも?!
無事を祈って・・・おやすみなさい


明日はついに最終日。思いっきり雪遊びをします






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