“諏訪さん、長谷川さん、同級生。じゃ他にどんな同級生がいるんだろうとさまよってみたら、おっ、石黒鎮雄、同級生(学年違うようだけど)。誰?って、カズオ君のお父さん(^_^)/。”
で 読んでみた。
「日本語からはじめる 科学・技術英文の書き方」 石黒鎮雄著 丸善 1994
「英文の書き方」の本だ。科学・技術の。縁遠い気がしたが、はじまりは日本語からとのこと。それなら読めるかも。と読み始めたら面白い。…の、イマココです。
全74〔節〕から成る。
節14 では、「1文のの長さと句読点」について考察されている。
「 ある発想を口頭で相手に伝えるとき「話」が生まれるが、…文は「話」を視覚に移したものに始まるから、…話の聞き手と同じく、文の読者は、1文の長さや文中の区切りの長さが自分の期待に合うと満足し、これを外れると退屈・緩和・緊張・焦燥などの情緒を感ずる。…」
(↑ずいぶん端折って引用してます。)
〔これを外れると退屈・緩和・緊張・焦燥などの情緒を感ずる。〕
この部分に とても気持ちを引っ張られた。なんかつまんなーい、と感じたようなときのことを科学・技術文にすると こういう風にも表現されるのであるな(^_^)/。
オプティカルインタコネクション
光接続
optical inter-connection
15字/3字の世界が 英訳すると 2語の世界になる。
節74 の そんな例を眺めていたら、
♪ Honesty is such a lonely word
♪ Honesty 触れない孤独の言葉 (アンジェラ・アキ訳)
を思い出した。
“カズオ・イシグロのお父さんは 科学者にして、熱心な音楽家でもあり 「長崎海洋気象台の歌」という曲まで作っていた(お父さんはピアノもよく弾いていたとのこと。バッハ、ショパン、ベートーベン、チャイコフスキーも。。。)。”
♪ Honesty is such a lonely word (を もし石黒鎮雄が訳したら?)
を聞いてみたくなるのだった。。。
(科学・技術から どんどん外れて読んでおります><。)