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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「音楽の基礎」流れ 集団労働

2016-07-11 | _きく__

芥川也寸志「音楽の基礎」の中に、ドイツの経済学者カルル・ビュッヒャーの言葉 * が引用されていて



「集団労働の際に、力をそろえるために発するかけ声が歌になり、それが音楽の起源になった」という説をとなえた。


そのところを読んだとたん、民謡の竹内勉さんという人の事を思い出した。(竹内さんという名前を実は覚えておらず、「ラジオの民謡紹介番組を長く司会していた人」→あちゃこちゃ見にいって竹内さんという名だと確認した。)
その竹内さんが紹介する民謡は、現在よく耳にするものよりもずっと素朴な感じのものが多くて「労働歌」の印象が強かった。鳴り物入りで美しい着物姿の歌手が歌う現在の民謡も好きだが、ひざしと汗と土の匂いのしてくるような労働歌としての民謡は、聞くたびに新鮮で心地よかった。(百恵ちゃんが「古都」のなかで歌っていたような感じのもっと素朴版(^_^)/。。。)
発するなり野に山に吸い込まれていくような声たちが拍子になり歌になる。そんなふうな 
働くことのひたむきさの先にある美、は音楽となって 私の耳元にやってきた。

何年か前まで 竹内節とでもいうような口調のその番組を よく聞いていたのです。
もう聞けないのかな。。。

 

 


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