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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「アメリカ紀行」を読んだ。

2024-07-04 | _よむ__
「アメリカ紀行」って言ったら 誰だったっけ、と検索に聞いたら
ぞろぞろ出てきた。(≒完全一致ではなかったから?)
あらこんなに?
ともかく、私が思い出そうとしていたのはディケンズだったということに(読んでないけど)行き着き
検索した甲斐はあったようなかえって混乱したような
のそもそも、今回読んだのは
「アメリカ紀行」 千葉雅也著 文藝春秋, 2019.5
単行本で すてきな装丁です。

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留学記が人気とニュースに見た。
私も留学記が好き。
留学そのものに縁があるようなことはなかったが
留学生、その始まりの始まり時の混乱みたいな立場になることは
見立てによっては非留学経験者の日常のそこかしこにも潜んでいるもので
そんな時に
〇〇さんの留学記にもこんな風な混乱状態が記されていたなあ
とため息ついたり慰められたり?しながら凌いでいく。
留学記は人生に役に立つ、と思い出し
その人気の留学記を探しに行ってみるとそばに あら、千葉さん物?(えーと今回千葉さんが主に書いているのは、学外研究制度利用でのアメリカ滞在記というか、「新しい散文の形」。留学記と分類されるかどうかは…どうでっしゃろ?)と結局はニュースで知ったのとは別の作品に邂逅。なイマココ。

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なんだか気に入っちゃって 幾か所も抜き書きしてみたが 例えば

p.18 「この駅を中心に暮らすことになるのだから」

何気ない、本当に何気ない一文なのですが
(だから千葉さんの意図するものからは拡散された場所で急にキャッチボール始めてしまっている、とでも言うか)
抜き書きしてみるくらい気になる一文となった。
そういう風に意識したことが無かったからかなあ。

この駅を中心に暮らすことになる




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