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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「流跡」

2018-07-22 | _よむ__

なんと読むのだろう。りゅうせき?るせき?
ryuusekiで漢字変換したらいっぺんには出てこなかったので
ryuu→流 の後 seki→変換 したら 潟 が現れた。
潟! セキ って読むの?知らなかった。。。

朝吹真理子「流跡」を読んだ。
文庫版ジャケットカバーには
滝口修造「Ⅱ-11」(デカルコマニー、紙)の片面(裏面)が使われている。と
「ときの忘れもの」のところに 説明があった。
ああいう技法ってデカルコマニーっていうんだ。
(それにしても「ああいう」って文字に起こすと再発見みたいな不思議感。)

読んでいくと 次々に 場面が言葉が現れて どうして読み継いでいくことができるのだろうと、途中不思議になる程に 作品は流れていった。 

巻末に 著者と堀江敏幸さんとの対談が収められている。
(本作品は文学賞を受賞していて、その時の選考委員が堀江さん。)
対談の中に 吉増剛造、古井由吉、阿部和重…、何人か作家名が出てきて私はどの人も読んだことが無くて読んでいたらこの対談もこの作品本体の方もまた違った読後感になるのだろうな
と思いつつ読んだ。

 

 


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