泣いた(泣かされた)話とか、台詞とか。
○ 文章コンクール 受賞者のコメント
「(受賞者は)高齢者福祉施設の相談員。…
多くの入居者からほとんど5分おきに繰り返される「帰りたい」との訴え…
中には、自室にため込んでいたお菓子を持って「お母さんに渡してくる」と、子どもにかえっている人もいる。…」
○ 「カムカムエヴリバディ」第13週「1964-1965」 水曜日
ジョーと結婚したるい。
「何で お母さんが 私を捨てたんか。」と口にしている。静かに。
幼い時の記憶をたどってあんこ作りができるところまで来ているのだが。
コメントを読んで
台詞を聞いて
以前にも見聞きしたことあるようなコメント内容だったのに
るいの気持ちを初めて知ったところではなかったのに
こちらの心根の巡りあわせか
不意を突かれたようになってしまった。
泣いてしまった。困ったな。
るいは夫に
額の傷のそもそもの時についても話している。
振り返ればその交通事故の相手方は三輪車だった。
私の記憶は
“遠くまで配達に行くというおじの運転する三輪車(オート三輪とかいうのかな)の助手席に よく乗せてもらった、なんだかそんなことをこの映像を見ながら思い出した。ぺちゃくちゃおしゃべりな幼児が横に乗っていると 運転の気晴らしかなにかに なったのだろうか。”
へと飛ぶ。
そんなことはあり得ないのに まるで自分が
るい母子とぶつかってしまったクルマに乗っていたかのようなめまいがした。
時が同じで
時が重なり
今に昔がよみがえる。