“紙幣収納部分が出し入れしにくいかな、が 気になる点であったのだが
出すのはそう不便でなく しまうのがちと手こずるデザインであった。”
デザインによって使い勝手も違ってくる。
財布をひろげた際の持ち金点検順番が 大→小から 小→大に ひっくり返った。
例えば 1,768円 その会計を前に なにを意識するか。
旧 千円札あるかな。あった。(ではと 次に確認するのが)800円(分)辺りまでの小銭あるかな。…
新 8円、あるいは3円はあるのか!(と細かいところをすっきり出せるかどうかが いの一番になった。)
簡単に言うと 硬貨が探しにくくなった、そういうことなのだが
初めのうち、その点を意識せずに お札から出していたから
レジ前でだいぶまごつくことが続いた。
支払い時における、今までのリズム&スピードを保とうとすると
勢い、五百 百 百 百 のように 目につきやすいままに出してしまって
ええい!これで間に合うはずだっっと R&Sに乗ったはいいが
減るはずの1円玉etc.がかえって増えてしまい、がっかり感までやってくる。
「私、こんなにも1円玉あるいは5円玉を優先して支払いたいんだ。」と
自分の感覚を再確認する機会となっていて、面白いのであった。
(それはたぶん 一般的な感覚なのだと思われるが 今まで硬貨をパッと見渡せてすぐ手に取ることができるデザインだったので、意識したことがなかった。)
この頃は まず硬貨入れ部分を覗きこんでは 先に1円、5円の存在数を確認し
レジの打ち上がるのを待っている。
以前からそういう順番で支払いを考えていた人には
「なーに大騒ぎしてるんだ?」の世界でしょうが 大騒ぎして、新鮮な気持ちになっている。