三太郎最新作にAIが楽曲提供、国内外のおとぎ話にシリーズキャストが登場
おむすびころりん、
三太郎(って言うの?)たちが拾いに追っていく、
ころがりゆくおむすび、というか おにぎりの大きいことといったら。
けれど私も 一度だけ、
あれほどまでにも大きいおにぎりを食べたことがあった。
もうすぐ初めての子どもが生まれる。
陣痛とはこれ程も痛いものなのか。
始まってみて初めて、その強さに驚く。
食事も何もあったもんじゃない。配膳された食事も見るのもいやで 手付かずにさげてもらった。
ラマーズ法(呼吸法)も
マタニティスイミング(浮き身体勢で 自分の体を意識する≒力を入れたり抜いたりして、‘脱力状態’を意識して作れるようにする)も
けっこう練習したことは どこ行っちゃったんだ。
それほどまでの痛みも
生まれてしまえば引いていき、
生まれた。ヨカッタ。なんやかやと 家族も家に戻っていき、
さて一人落ち着いてみると …おなかがすいた。
そう言えば 朝からまるまる、なにも口にしていなかった。
時は真夜中。
見回りに来た看護婦さんに そう正直に答えたら、
「(病院の厨房に)ごはんしかなかった」と すまなそうに、おおきな塩おにぎりを作って来てくれた。
三太郎たちのは もしや誇張も少々あるやに思われるが、
私がその時食べたのは ホントにあれぐらいあった(そう思っているのだ)。
おいしかった。