“フランス南東部 リヨン が 舞台。パリ・マルセイユに次ぐ フランス第3の都市。「食の都」でもあり、ポール・ボキューズは リヨン近郊の生まれ。”
で 深く考えもせず 気軽に手に取ってページをめくり始めたのであった、
「リヨンの料理人 ポール・ボキューズ自伝」。
と・こ・ろ・が。
アンリ・ゴーによる序文の冒頭、
「ポール・ボキューズは、二五kgの減量に成功したとはいえ、…」なる始まりに少々戸惑いながらも リヨンとフランス料理とそういう関連のお話だろうくらいに思っていたものが
第3章(本としては全7章です) 身長一七八cm、体重一〇九kg
辺りから 怒涛のダイエット哲学および実践の記録 な内容に突入、それは7章まで続き のんびり寄り道どころではない読書となっていった。(目次に目を通す、という習慣が足りない私であった。)
食べるとは かくも奥深い。
そして なんと、
読んでいる途中で気がつき始めた。
私は ボキューズさんとロブションさんを混同した記憶の下にいた!