「Smile」 作曲: C.チャップリン
フィギュアスケート・織田信成選手が プログラムで使用した曲。
折角ですので 映像で見てみましょう。あ、織田くんじゃなくて本編の方です。映画ね、映画(^_^)/。
のつもりだったのが、とっぴんぱらりのチャップリン(枕詞に特に意味なし><。すまぬ。)
「モダン・タイムス」ではなくて 「チャップリンからの贈りもの * 」を見ている。
スイス・レマン湖畔。1977年。
刑務所を出たばかりのエディは、どこか憎めない山気の持ち主。
親友のオスマンは そんなエディの面倒を見てやるが 山気につきあう気持ちは毛頭ない。
だが彼とて まだ小さな娘の「獣医になりたい」という夢をかなえる当てもなく
それどころか 妻の急病の支払いにも滞る日々だ。
クリスマスのその晩、
エディが 拾ってきたのか、どこからか持ってきてしまったのか 小さなテレビジョン ** を
とにかくしつらえ、室内アンテナあちこちに向けて やっと映し出された画面には
その日に亡くなったという、チャップリンの追悼番組が流れていた。
放浪者で 移民で 貧乏人。
延々と続く追悼番組を見ているうちに エディは
三段論法よろしく
「(同じ境遇の)チャップリンは友人だ。死んではいるが 金を借りに行こう。お前もついてこい。」
と オスマンを誘うが。。。
号泣・織田信成選手を これからは笑えないな。
しみじみと心にせまる作品でした。
*
映画は 「Inspiré d'une histoire vraie 事実から生まれた物語」と始まる。
**
エディは 「ナショナル・パナソニック製」と 胸を張っていた。