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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「題名のある音楽会」 「フィギュアスケートの音楽会」

2016-02-05 | _きく__

「Smile」 作曲: C.チャップリン

フィギュアスケート・織田信成選手が プログラムで使用した曲。
折角ですので 映像で見てみましょう。あ、織田くんじゃなくて本編の方です。映画ね、映画(^_^)/。

のつもりだったのが、とっぴんぱらりのチャップリン(枕詞に特に意味なし><。すまぬ。)
「モダン・タイムス」ではなくて 「チャップリンからの贈りもの *  」を見ている。

スイス・レマン湖畔。1977年。
刑務所を出たばかりのエディは、どこか憎めない山気の持ち主。
親友のオスマンは そんなエディの面倒を見てやるが 山気につきあう気持ちは毛頭ない。
だが彼とて まだ小さな娘の「獣医になりたい」という夢をかなえる当てもなく
それどころか 妻の急病の支払いにも滞る日々だ。

クリスマスのその晩、
エディが 拾ってきたのか、どこからか持ってきてしまったのか 小さなテレビジョン ** を 
とにかくしつらえ、室内アンテナあちこちに向けて やっと映し出された画面には
その日に亡くなったという、チャップリンの追悼番組が流れていた。

放浪者で 移民で 貧乏人。
延々と続く追悼番組を見ているうちに エディは
三段論法よろしく
「(同じ境遇の)チャップリンは友人だ。死んではいるが 金を借りに行こう。お前もついてこい。」
と オスマンを誘うが。。。

号泣・織田信成選手を これからは笑えないな。
しみじみと心にせまる作品でした。

 


映画は 「Inspiré d'une histoire vraie 事実から生まれた物語」と始まる。 

**
エディは 「ナショナル・パナソニック製」と 胸を張っていた。

 

 

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「題名のある音楽会」 「超絶技巧の音楽会」

2016-01-31 | _きく__

司会者による「熊蜂」が飛んで始まった、「超絶技巧の音楽会」。

次に披露されたのは ソプラノ・ゲストの
歌劇 魔笛より「夜の女王のアリア」
 「復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え」  。
ハイF(一般的なソプラノの最高音より4度高いファ)や
コロラトゥーラ(玉を転がすように発声する難しい技法)の説明と共に 流れた。

ではでは。
コロラトゥーラ &
「赤頭巾ちゃん気をつけて」・薫くんつながり、

ヴェルディ 歌劇「椿姫」全曲 
コトルバス(S)、マラグー(M)、ドミンゴ(T)、ミルンズ(B) クライバー バイエルン国立管弦楽団
(ロングカーリーヘアにシンプルティアラの椿姫。解説書の表紙は、ソフト・への字口元の指揮者。)

を聞いた。

黒田恭一・解説には、
「クライバーの、決して感情に走ることのない音楽できくヴィオレッタは、そういうヴィオレッタである。」
とあった。
クライバーさん写真眺めていると
「解説何するものぞ。私は指揮をする。聞きたい人は聞きなさい。」、
ふんっと そんな鼻息かなんか聞こえてきそうでありまする(^_^)/。

 

 

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「        」題名のない音楽会UNTITLED CONCERT 「特殊筋肉と音楽家たち」

2016-01-14 | _きく__

「音楽のアトリエ『Laundry Boat』」。
小顔の印象がある司会者ながら、
その回に集う音楽家たちと一緒に椅子座体勢になると
体格のいい人なんだということが改めて意識させられる。
は さておき。

音楽学校に通う人たちと 司会者と
それぞれに 筋肉(と言っても手の平や手の甲の!)自慢 * や肺活量(循環呼気量?)自慢 ** 、
ほんに音楽楽しおすな、それでは そういった本がないかしらん。と
書評欄に行ってみれば なんだかすぐ目に入った本を読み始めた。

ハーバード大学は「音楽」で人を育てる 菅野恵理子 2015

「音楽」にどんな 助詞particle をつけて考えていくか。
目次を眺めていると 
本文に行き着くその前に その助詞が揺らぎ始めます。

音楽『も』学ぶ (第1章)
音楽『を』学ぶ (第2章)

音楽『で』学ぶ (第5章)  などなど。。。
学ぶと突きつけられるとたじろぐけれど 前半にリズムを合わせれば
この頃の私は 音楽『で』、辺りかいな と 考え始める。

さて 本文。
パラパラ進めば “小顔の印象がある司会者”のことも
ポンと出てきました。そしてお姉さんの名も(^_^)/。

 


ピアニスト編

**
サックス奏者編

 

  

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黒い大きな壁一面 2

2015-12-31 | _きく__

ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」 フルトヴェングラー バイロイト祝祭管弦楽団
(控えめ後光とポートレート)
に付いていた解説本の中に
第4楽章 「歓喜に寄す」 の対訳が載っている。

♪ フロイデ シエーネル・・・ の段、後半の部分は
次のように訳されていた。

Deine Zauber binden wieder,         今の世が仮借なくわけへだてたものを
Was die Mode streng geteilt;         おん身の魔力がふたたび結び合わせる。
Alle Menschen werden Brüder,       おん身の翼がおだやかにたゆたうところでは
Wo dein sanfter Flügel weilt.         あらゆる人間が兄弟となる。         (訳:西野茂雄)

「黒い大きな壁一面」は
次のような詩から始まる、という。 

  樹々は成育することのない
  無数の芽を生み、
  根をはり、枝や葉を拡げて
  固体と種の保存にはありあまるほどの
  養分を吸収する。

そして
“なんだか読み進めそうな形態で 年末
出会うこととなった。”の中にあったとおり、
次のように続いていく。

  樹々は、この溢れんばかりの過剰を
  使うことも、享受することもなく自然に還すが、
  動物はこの溢れる養分を、自由で
  嬉々とした自らの運動に使用する。

時に
“なんだか読み進めそうな形態で 年末
出会うこととなった。”のタイトルには
利他性
という言葉もあった。

  りた。

私はこの音(オン)が好きなのだ。
急に何言ってんだ、でありますが
発音すると 何か甘く切ない響きに包まれるのである。

利他性を 果たして自分はどんなふうに解しているのか 自分にも分らないところがあるが
シラーと
ベートーヴェンと
りた に包まれて、
考える、スペースにいる年末である。
(あれもこれも進んでない。→あれやこれや、少し進んだ。)

 

 

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黒い大きな壁一面

2015-12-24 | _きく__

動的平衡」、気になる本へはたどり着かず(読み進めず)
数字はとどまらず。
どうするか。そうだ、読んだことにしよう(^_^)/。(いつか読めるかもしれない。)


なんだか読み進めそうな形態で 年末
出会うこととなった。


いつか
黒い大きな壁一面のところにも行けるかな。
と 第九聞きながら 考えている。


ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」 フルトヴェングラー バイロイト祝祭管弦楽団
(控えめ後光とポートレート)


ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」 バーンスタイン ウィーン・フィル
(指揮する事は楽しき哉)


 


 

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「題名のある音楽会」 「吹奏楽部の音楽会」

2015-12-18 | _きく__

O.レスピーギ 交響詩『ローマの祭』より 「Ⅳ.主顕祭」より
J.S.バッハ 「トッカータとフーガ ニ短調」 より

などなどの、放送ラインナップ。 

バッハ 「トッカータと…」 は無かった。
レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア ロペス=コボス ローザンヌ室内管弦楽団
を聞いた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

餅つき大会だったのかクリスマス会だったのか 行事準備の人員動員、
役員のお母さんたちが招集をかけられて 講堂に集まっている。
子どもたちも一緒に来ているから 夕方の事か。
上の子たちも一緒に付いてきている。 上の子たちはりっぱにOBとOGであって
勝手知ったる かつての遊び場、外はたぶん雪なのだ。
集合時間には まだあって、
お母さんたちは 壁際に三々五々集まっては立ち話、
子どもたちは まるで流れるプールか ちびっこスケートリンクのように
走り回っている。

ピアノの音が聞こえ始めた。

(あ。○ちゃんのお母さん、ピアノ弾けるんだ。)

子どもたちはそのまま遊んでいるし
お母さんたちも お、ピアノだとほっこりしながら 立ち話の方に夢中だし
○ちゃんのお母さんのピアノは 聞き手がいるんだかいないんだか 
まるでBGMのように続いていった。

あの時の曲。 なんという曲だったのだろう。
今聞いたら あの時の曲だとわかるのかな。

 

 

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EURO24-5 伊・独・仏・西・語 15(7-3) 寄り道 ロルカ (1898-1936)

2015-12-13 | _きく__

ロルカ。どんな人だろう。
さまよえば
ショスタコーヴィチが 現れた。
読む前に聞く?
で 聞きました。

(交響曲第14番 * がなかった。)

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 「革命」 バーンスタイン/チェロ協奏曲 変ホ長調 ヨーヨー・マ
(ベスト・クラシック100)←↑言語化するのが難しいジャケットであった。で代わりにシリーズ名。

ショスタコーヴィチ ピアノ五重奏曲 リヒテル
(静かなるその時、なのかなジャケット)

ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番/グラズノフ ヴァイオリン協奏曲 パールマン メータ
(バスキア?)

聞いた順番のせいもあるのかな、パールマンに引っ張られました。

 


独唱の歌詞には ロルカ アポリネール キュッヘルベケル リルケ の作品が出てくる。キュッヘルベケル?

 

 

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EURO24-5 伊・独・仏・西・語 7(5-3) 寄り道 ベッケル(1836-1870)

2015-11-21 | _きく__

“「チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代」 中村紘子 1988
で とっぷり チャイコフスキー気分。 ”
読了したはいいが 出てくる人名の わからないこと、わからないこと。
だから聞いたことのある名前に ほっとして 次に聞き始めたは、ホロヴィッツ。

ムソルグスキー:展覧会の絵
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ホロヴィッツ

HOROWITZ PLAYS SCARLATTI

本の方は 「ベッケル詩集」 2009 にやってきた。 (♪ どうしてって聞かないで…)

¿Qué es poesía?,dices mientras clavas en mi pupila tu pupila azul.
詩とは何かしら? 君は言う 青い瞳を僕の瞳に向けながら
¡Qué es poesía! ¿Y tú me lo preguntas?  Poesía...eres tú.
詩とは何かだって! 君がそれを僕に聞くのかい? 詩とは…君だよ

                          (EURO24-5 伊・独・仏・西・語 7(5-3) で紹介されていた時の訳)

こちら(山田真史・訳)では

 詩っていったい何なの?君が僕の瞳に
君の青い瞳をじっと注いで言う。
詩って何か、だって! 君が僕にそんなことを聞くの?
詩って……そうだ、君の事さ。

Poesía...eres tú.
詩とは…君だよ
詩って……そうだ、君の事さ。

なーんてつぶやかれたことがなくても 21世紀(+α20世紀におきましても)、
Google 翻訳 「音声を聞く」 に ビクターの犬・れば 耳に響くは

  Poesía...eres tú.

(惜しむらくは 女声でありしとも。。。)

 

 

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「題名のある音楽会」 「第25回出光音楽賞受賞者ガラコンサート」 2

2015-11-16 | _きく__

チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代 * 」 中村紘子 1988
で とっぷり チャイコフスキー気分。 

チャイコフスキー 交響曲第6番 ≪悲愴≫ フリッチャイ ベルリン放送交響楽団

チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 アルゲリッチ コンドラシン

も聞き始めた。

聞いたら 「ああ、この曲なのか。」と思うけれども
例えば ダメよ~ダメダメ。。のお笑いグループ名を 今や ぱっと思い出せないように
(そんなん 私だけかもしんないが)
“クラッシック、なんかいいなあ。結構好きかも。”の ッが一つ多いレベルの者としては
タイトルは忘却の彼方へと すぐ潜り込んでいく。
うなりやべベン一行・流れで ずいぶんとやって来たもんだ。。。どこまで行けるかな(^_^)/。

 


赤いジャケットカバーを取りはずすと 本体は 白 。

チャイコフスキー・コンクール
〔ピアノの絵〕
〔ピアノの椅子の絵〕
中村紘子

と全て中村氏の手書きによると思われるタイトルが 表紙の真ん中にちょこんと納まっている。
「 コンクールの一ヵ月間、私も審査用紙によく愛猫タンクの絵を描いた。…」 (8ページ)
りしている、著者。
(もちろんそれ以外のメモも書き込まれていて、それらからこの本が生まれた、ようですが。。。)
このピアノの絵から タンクの絵を想像してちょうだい、そんなふうに聞こえてきそうでした。
くるっと回って背表紙。
こちらは ジャケットカバーと同じ活字体で印刷されていますが、少し詰めた配置に。
得られたスペースに ピアノ(の絵)、ちゃんと置かれていました(^_^)/。

 

 

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「題名のある音楽会」 「第25回出光音楽賞受賞者ガラコンサート」

2015-11-15 | _きく__

演奏されていたのは
P.チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 などなど。

それでは、と
「チャイコフスキー&メンデルスゾーン」ヴァイオリン協奏曲 前橋汀子
を聞いた。そして
チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代 * 」 中村紘子 1988
を読んだ。

…どうして、サッカーの世界選手権大会と
チャイコフスキー・コンクールとは、いつも同じ年の同じ時期に重なり合うのだろう! ** (65ページ)
著者が引用している、セルゲイ・ドレンスキー(コンクール審査員)の言葉ですが
こちらも ラグビー・4年に一度の余韻のままに読んでいるもんで
「モスクワの聴衆はこの青年(ヴァン・クライバーン)の音楽性だけでなく、
舞台でのマナーや表情といったものまですっかり気に入ってしまったのである。」 (20ページ)
と来れば
Fans around the world have chosen Japan's surprising victory over South Africa as the "Best Match Moment" in the Rugby World Cup. The award is decided by popular vote via the Internet. (「NHKニュースで英会話」より)
が 重ね合わさるのでした。

人間が奏でる音楽。好むか好まざるか。コンクールって
テクニックレベルとともに審査される その音楽性の多様さに 惹き込まれる機会なんだろうなあ。

 


手元にあるのは、1989年5月10日 第18〔刷〕。
本棚にあって 背は赤いし 気になっては いた。 
いつか読む日が来るかな、と。。。来ました(^_^)/。
さて 読み始めると
献辞に載っている名前を見て 今頃になって
しょうじ(名前)⇔しょうじ(筆名)なんだ? と 驚く。 
本名も筆名も知っていたのに! この人の本、けっこう読んだのに!!
だもんですから
「(交通渋滞で遅刻してしまった著者は 会場入り口で待っていたオジサンを)
…どこでどう思い違いをしてしまったのだろうか、私はリハーサルが終了する最後の最後まで、
自分はアシスタントを相手に弾いている、とばかり思い込んでいたのだった。(実はエフゲニー・スヴェトラーノフだった。)…」 (160ページ)
のあたりは わかる、わかる。と なにがわかるんだか 妙に納得しながら読んだ。

**
セルゲイら数人の審査員は サッカーファン。
コンクール審査とサッカーのテレビ観戦とで 4年に一度のその時、
彼らは とってもお忙しいのです(^_^)/。

 

 

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