入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

       ’24年「夏」(45)

2024年07月22日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 
 朝から夏の鋭い日射しが入ってくる。きょうは9時前に外の気温は20度を超えた。真っ青な夏空に白い雲が浮かんでいるが、それが少しずつ小さくなっていく。この分だとまだ気温上昇は続くだろう。

 各地の「危険な暑さ」に加えて、またぞろcovid-19の変異株による感染の拡大が案じられるようになってきた。感染者の増減に一喜一憂したあの憂鬱な日々がまた戻ってくるというのだろうか。
 つい「ガイア仮説」とか、それに関連する「ホメオスタシス(自己調整機能)」とか、あるいはわれわれ人類こそを、地球に巣くう癌になぞらえる見方まで、詳しいことは知らないが頭の隅をかすめていく、こんな爽やかな空、牛の寝そべる緑の草原、鳥の鳴き声、「楽園」と言ってもいい場所にいてすらも。

 ある人から「ブログ毎日見ているけれど、以前の方が面白かった」と言われた。以前であれ何であれ「面白かった」という評価を頂戴できただけでも有難いことだと思うが、それも分かる気がする。明けても暮れても、空が青い、風が吹いた、鳥の声がする、のような代り映えのしない内容ばかりでは独り言を聞かされる方も退屈するだろう。
 かといって、それほど面白いことなどあるわけでなし、雑駁な知識で吠えまくるのも気が引ける。それに、そういうことを意図していたら、ここまで続けることはできなかったと思う。

 とにかく、万語を尽くせば、少しはここの魅力、良さが伝わるだろうとの思いで始めたことながら、いまだその成果らしきものについては覚束ない。IT時代を象徴するように、ここにもどこで知ったのか異国の人もたまには来たり、問い合わせもあったりはする。
 しかし、この呟きを聞いてほしいのは2千メートル前後の中級山岳に広がるその美しい自然が好きなあなたであり、それに尽きる。「暮れゆくは白馬か、穂高は茜ど・・・」などといった名曲はもう生まれないかもしれないが、その歌のような景色がここにはある。
 もしかすれば、「混雑させないキャンプ場」などといういい方は尊大で、逆効果かも分からないが、そういう気持ちで対応する努力は止めないでいこうと思う。

 この独り言を聞いてくれてる人の数は増えている。にもかかわらず、面白いことはたまにしか呟けそうもないし、「言いたいことを大分抑えている」とこちらの本性を知る人は言うこともある。「入笠牧場」が外れて、「ある老人の寝言」などという副題を付ける日が来れば、もっと面白いことや毒も言えるかも知れない。

 梅雨も明け、きょう只今(PM3時)の気温は20度ちょうど。ぜひ「高原にいらっしゃい」。予約はお早めに。
 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で。

 

 

 

 

 

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